屋根塗装の剥がれとは?原因、補修方法、費用について
2022.02.27 (Sun) 更新
新潟市の皆様、こんにちは!
屋根塗装の剥がれとは?原因、補修方法、費用について
マイホームの美化や雨漏り防止のために施工した屋根塗装が、予想外に剝がれてしまうことがあります。この屋根塗装の剥がれを放っておくと、雨漏りを引き起こし、住宅の劣化まで引き起こします。ですから、屋根塗装の剥がれが生じた場合、原因を突き止め、早期に剥がれの修繕をしなければなりません。
この記事では、屋根塗装の剥がれの原因、修繕方法、費用について説明します。これを読めば、屋根塗装の剥がれが生じても、適切な対処ができるようになります。
見出し
1 屋根塗装の剥がれとは?
2 屋根塗装の剝がれの原因
2.1 塗料の経年劣化
2.2 屋根塗装の施工不良
2.3 屋根自体の不具合
3 屋根塗装の剥がれの修繕方法と費用
3.1 一部塗り替えか、全面塗り替えか
3.2 修繕の流れ
3.3 重ね葺き・葺き替え
4 まとめ
屋根塗装の剥がれとは?
屋根塗装の剥がれとは、冒頭に添付した写真のように、屋根の塗装が剥がれている状態です。剥がれが広範囲の場合は、遠くから見ても分かりますが、剥がれが一部なら、屋根に上らないと分かり難いです。また、屋根塗装の剥がれがあると、美観の問題だけでなく、雨漏りの原因にもなります。
屋根材の上に塗装している場合、永久に塗料が持つわけではなく、何年か経てば塗装が剥がれる可能性があります。屋根材の上に塗装している屋根とは、スレート屋根、アスファルトシングル、セメント瓦、モニエル瓦、金属屋根などのことです。
また、当然のことですが、塗装していない日本瓦(粘土瓦)は、屋根塗装が剥がれません。ただし、瓦そのものが破損してくることはあります。
屋根塗装の剝がれの原因
どんな屋根塗装でも、短期間のうちに自然に剥がれてしまうことはありません。屋根塗装の剥がれが生じる場合に考えられる原因は、塗料の経年劣化、屋根塗装の施工不良、屋根自体の不具合の三つです。屋根塗装の剥がれの原因を一つずつ説明していきます。
塗料の経年劣化
屋根に塗られた塗料は、紫外線を浴びることで、徐々に劣化していきます。いつかは寿命が尽きるのですが、何年持ちこたえられるのかを「耐久年数」といいます。塗料によって耐久年数は、下記のように異なります。
アクリル塗装 | 5~6年 |
ウレタン塗装 | 6~10年 |
シリコン塗装 | 8~15年 |
フッ素塗装 | 8~15年 |
無機塗装 | 8~15年 |
最近使われる屋根塗装の耐久年数は8~15年くらいですから、前回塗装してから8~15年以上経つと、屋根塗装の剥がれが生ずる可能性があります。
また、耐久年数を超えると、剥がれだけでなく、色あせ(チョーキング)、苔の発生、ひび割れも起こることがあります。
それから、強風で石が飛んできたり、近隣の家の瓦が割れて自分の家の瓦に当たると、クラックや破損が発生し、劣化の速度が高まり、耐久年数は平均よりも短くなります。
屋根塗装の施工不良
屋根塗装をして、1~2年の内に塗装の剥がれが生ずることもあります。この原因として、前回屋根塗装時の施工不良が考えられます。具体的には、下記のような塗装業者のミスが原因です。
- 塗装しても効果がないほど傷んだ下地のうえに塗装した
- 下地処理していないか、していても不十分
- 下塗りしていない
- 乾燥時間が不足している
- 雨、低気温など悪天候下で塗装した
- 塗料の薄めすぎ
- 塗料の選定ミス
これらの原因で屋根塗装の剥がれが生じた場合は、塗装をした業者に無償で再塗装してもらうべきです。
屋根自体の不具合
もともと塗装ができない屋根に、塗装している場合、屋根塗装の剥がれが生ずることがあります。
塗装ができない屋根とは、塗装しても強度を維持できないくらい傷みやすい屋根材のことを指します。つまり、塗装しても意味がない屋根ということです。具体的な屋根例を下記に提示します。
パミール、レサス、シルバス、コロニアルNEO、アーバニーグラッサ、セキスイかわらU
こういった不具合が起こる原因は、メーカーが屋根材を作成するとき、耐久性の検証が不十分だったことが考えられます。
これらの屋根材が出回っていた時代には、塗装業者は知らずして、この屋根に塗装してしまい、早期の剥がれが生じてしまいました。
屋根塗装の剥がれの修繕方法と費用
屋根塗装の剥がれが生じた場合、放置していると雨漏りの原因となり、住宅の耐久性まで低下してきます。ですから、早めに修繕が必要です。修繕方法としては、屋根塗装を塗り替えるのが一般的ですが、塗装だけではなく、屋根自体を修繕する場合もあります。
それでは、どんなケースでどんな修繕をするのか、費用はいくら掛かるのかを説明していきます。
一部塗り替えか、全面塗り替えか
屋根の剥がれた部位が、屋根の一部の場合は「一部塗り替え」、屋根全体もしくは色あせ、ひび割れなどの劣化症状が見られる場合は「全面塗り替え」になります。一部塗り替えの場合は、屋根全体の塗装が多少まだらになりますが、全面塗装の場合は仕上がりが綺麗です。
修繕費用は、塗り替え範囲によって変わってきます。一部塗り替えだと5~20万円、全面塗り替えだと30~80万円くらいです。また、塗料のグレードによって費用は変わりますし、作業するのに足場が必要な場合は割高になります。
ただし、剥がれの原因が保証の範囲の場合は、無償で修繕してもらえます。原因が業者のミスと考えられるのに、業者が保証に応じてくれないときは、消費者センターに相談してください。
修繕の流れ
屋根塗装の剥がれの修繕は下記の流れで行います。
1)旧塗膜の除去:浮いている塗膜や剥がせる塗膜を除去、全部除去する場合もあります
2) 修繕部位を高圧洗浄した後、十分に乾燥させます
3)下塗り:上塗り材と屋根材を密着させる役割を持ちます。塗った後で十分に乾かせることが肝心です
4)中塗り:実際の仕上がり色の塗料を塗ります。
5)上塗り: 塗りムラなく、均一に塗るために、重ね塗りします。
重ね葺き・葺き替え
屋根塗装の剥がれの原因が、屋根自体の劣化である場合や、塗装できない屋根に塗装していることの場合は、再塗装だけでは修復できません。この場合は、屋根自体を修復する必要があります。
屋根の修復方法として、元の屋根の上に新しい屋根材をかぶせる「重ね葺き」あるいは、元の屋根材を撤去して、新しい屋根材に替える「葺き替え」があります。
重ね葺きを選択する場合、屋根が二重になり重量が増すため、利用できる屋根材は限られてきます。
屋根自体の修復ですから費用は高く、100万円~200万円が相場です。
まとめ
屋根塗装の剝がれの原因には、塗料の経年劣化、屋根塗装の施工不良、屋根自体の不具合があります。そして、屋根塗装の剥がれが生じた場合、屋根の塗り替えあるいは屋根その物の修繕が必要です。修繕にはそれ相当の費用も掛かりますし、信頼のおける塗装業者に修繕を依頼せねばなりません。
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