シリコン塗料について メリット・デメリット、おススメの人を説明
2022.02.04 (Fri) 更新
新潟市の皆様、こんにちは!
シリコン塗料について|メリット・デメリット、おススメの人を説明
外壁・屋根塗装する際に、一番使われるのはシリコン塗料です。しかし、詳しく知らないために、いろいろな疑問が湧いてきます。
「シリコンだから丈夫な塗料だろう」
「かなり高価じゃないの?」
「性能はどうなの?」
こういった疑問を解決するために、シリコン塗料の特徴、メリット、デメリット、塗料の選び方、シリコン塗料がおススメの人について説明します。
これを読めば、シリコン塗料を用いた外壁・屋根塗装を依頼しやすくなります。
<目次>
- シリコンとは何か
- シリコン塗料とは
- シリコン塗料三つのメリット
3.1. 汚れにくく、耐久性が良い
3.2. コストパフォーマンスが高い
3.3. カラー、性能、価格が数種類ある
- シリコン塗料三つのデメリット
4.1. フッ素、無機塗料と比べると耐久性が劣る
4.2. 種類が多いので迷うことがある
4.3. 重ね塗りには不向き
- シリコン塗料を選ぶ六つのポイント
5.1. 性能
5.2. カラー
5.3. 価格帯
5.4. 溶剤系塗料か、水性塗料か
5.5. 1液型か、2液型か
5.6. シリコン含有量
- シリコン塗料がおススメの人
目次
1. シリコンとは何か
シリコンはケイ素と酸素が連なってできた無機高分子です。ちなみに、一般の有機高分子は、炭素が連なって出来ています。シリコンの主原料は、ケイ石とエタノールです。日常生活にも数多く使われており、シャンプーやファンデーションにも含まれます。医療分野ではカテーテルなどに使われています。つまり、安全性の高い素材ということです。
2. シリコン塗料とは
一般に塗料は、顔料・樹脂・添加物・水もしくは溶剤から構成されます。シリコン塗料は、シリコンが樹脂の成分である塗料です。たいていはセラミックも配合されています。最近では、外壁や屋根塗装に最もよく使われる塗料です。
3. シリコン塗料三つのメリット
シリコン塗料のメリットは、汚れにくく、耐久性が良い/コストパフォーマンスが高い/カラー、性能、価格にバリエーションがあるという3点です。
3.1. 汚れにくく、耐久性が良い
シリコン塗料には、以下の特徴があります。
- 透湿性がよい
湿気が塗料面を透過し、塗料が剝がれにくくなります。建物内部に結露に出来る結露を防ぎ、カビや藻が生えにくくなるのも特徴です。
- 防汚性が良く、汚れにくく、紫外線に強い
- 対候性が高く、酸性雨や強風に強い
- 耐水性がよく、雨や泥を弾くコーティングをして、美しさを保つこと可能
- 耐熱性がよく、600℃でも耐えられる塗料もある
- 光沢保持率がよく、美しさが長持ちする
3.2. コストパフォーマンスが高い
下記に3種類の塗料の施工単価、耐用年数、1年あたりの単価を示します。
塗料の種類 | 施工単価 | 耐用年数 | 1年あたりの単価 |
ウレタン | 1,500~2,500円 | 5~10年 | 266円 |
シリコン | 1,800~3,500円 | 8~15年 | 221円 |
フッ素 | 3,000~5,000円 | 12~15年 | 307円 |
これでみると、シリコンのコストパフォーマンスが一番高いのが分かります。また、断熱性のあるシリコン塗料を選ぶと、室内の冷暖房費を抑えられます。
3.3. カラー、性能、価格にバリエーションがある
シリコン塗料は、いろいろなカラーがあり、好みの色を選べます。同じ色でも、明るい色、落ちついた色合いなどのバリエーションがあります。
耐久年数、遮熱性、防カビ性もいろいろあり、用途に合わせて塗料を選択できます。
カラー、性能のバリエーションによって価格も変わり、一般的には品質が高いほど高価です。
好みや予算によって、シリコン塗料の種類を選べます。
4. シリコン塗料三つのデメリット
シリコン塗料のデメリットは、フッ素、無機塗料と比べると耐久性が劣る、種類が多いので迷うことがある、重ね塗りには不向きという3点です。
4.1. フッ素、無機塗料と比べると耐久性が劣る
シリコン塗料は、弾性が低く、ひび割れしやすい性質があります。ただし、最近では弾性タイプのシリコン塗料があり、これを選べば大丈夫です。ただし、サイディングボードの壁には不向きです。
シリコン塗料の耐用年数は8~15年で、フッ素や無機塗料よりは寿命が短く、塗り替えの頻度が高くなります。塗装する住宅に長期間住む場合は、トータルコストが高くなることがあります。
4.2. 種類が多いので迷うことがある
シリコン塗料は、いろいろ種類があるため、人によっては選ぶのに苦労することがあります。特に価格に違いがあるため、どれを選択すべきか迷いやすいです。
4.3. 重ね塗りには不向き
シリコン塗料は、上塗りした塗料を弾いてしまうので、重ね塗りすると、塗膜が密着しません。よって、重ね塗りには不向きです。
5. シリコン塗料を選ぶ六つのポイント
シリコン塗料を選ぶときのポイントは、性能、カラー、価格帯、溶剤系塗料か、水性塗料か、1液型か、2液型か、シリコン含有量の6点です。
5.1. 性能
シリコン塗料はいろいろあり、それぞれで耐久性、防汚性、遮熱性、防藻・防カビ性などが違います。使用する塗料に対し、どういった性能を求めるのかが、選ぶときのポイントです。
5.2. カラー
シリコン塗料にはカラーもいろいろあり、何色にするかが、選ぶときのポイントです。同じ色でも明るめか、暗めかによっても違ってきます。
5.3. 価格帯
シリコン塗料の価格帯は1,800~3,500円/㎡と幅広く、一般的には性能が高いほど高価です。予算に応じて、どの塗料を用いるか決めましょう。
5.4. 溶剤系塗料か、水性塗料か
塗料は薄めて使うものであり、溶剤系はシンナーで薄め、水性は水で薄める違いがあります。性能にあまり差はありませんが、塗装中のニオイは水性塗料の方が少なく、環境に優しいのも水性塗料です。密着性は溶剤系の方が良好です。
5.5. 1液型か、2液型か
1液型は塗料缶1つであり、2液型は塗料液と硬化剤の2缶があります。1液型は価格が安く、すぐ使えるが、塗れる素材が限られるのが欠点です。2液型はさまざまな素材に塗れますし、寿命が長いのですが、取り扱いが難しいのが欠点です。一般的には、2液型の方が耐久性は良いが高価です。
5.6. シリコン含有量
シリコン量が多いほど性能が高いのですが、シリコン含有量の規定がないため、いろいろな含有量の塗料があり、含有率は20~65%まで変わります。シリコン含有量が高いほど、耐久性が高くなります。
6. シリコン塗料がおススメの人
シリコン塗料がおススメの人は下記の通りです。
- コストパフォーマンスを重視する人
- 塗装する家に長期間住む人
- 光沢のある住宅に住みたい人
これに当てはまる人は、シリコン塗装を選ぶと良いでしょう。
7. まとめ
シリコン塗料は、汚れにくく、耐久性が高く、コストパフォーマンスが高く、カラー、性能にバリエーションがあるのが長所です。一方、重ね塗りには不向きで、塗料の種類によっては、ひび割れしやすい欠点があります。
ですから、シリコン塗料の性能、カラー、価格帯、塗料の形状、シリコン含有量をチャックし、塗料を選択しなければなりません。そして、正しく選択するために、優良な塗装業者と相談するのが良いでしょう
新潟市には、たくさんの塗装業、リフォーム屋さんがあります。その中の一つである新創リフォーム事業部は、外壁塗装&屋根雨漏り専門店として、東区の皆さんにはとでも良くしていただいております。シリコン塗料のことなら、新創リフォーム事業部へご相談ください。
***********
新創は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
地元密着43年、新潟市東区を拠点とし、新潟市を中心に多くの皆様の信頼と実績を積み重ねてきました。
これまでの工事実績2500件以上!
高品質な塗装を適正価格でご提供したい。地元密着だからこそ誠心誠意対応させていただきます。お陰様で多くの皆様からご依頼を頂いています。
👉塗装専門ショールームのご案内
実際に使われている塗装サンプルや模型など、
新創ショールームにて皆様に実際に見て触れて体験して頂きたいです。
👉ご相談・お見積り
不安な点や、気になる事は今すぐ新創まで。
誠心誠意対応させていただきます。
新創ではご相談・現地調査・お見積り提出まで無料です。
👉新創の塗装ラインナップ
『外壁塗装・屋根塗装の価格を知りたい!』という方はこちら。
👉新創の施工事例
『外壁塗装・屋根塗装を頼みたいけど、イメージ出来ないな…』など
そんな方は、施工事例をご覧ください!カラーシュミレーションもございます。
👉アフターフォローも充実
国家資格1級塗装技能士の自社職人が作業する新創を選べば保証も充実。
万が一の塗料の剥がれにもご対応いたします。
***********
〒950-8678
新潟県新潟市東区大形本町3-1-2 イオン新潟東店3階
〒950-0872
新潟県新潟市東区牡丹山2-14-11
フリーダイヤル: 0120-81-1142
Fax: 025-279-5598
e-mail: shinso@rose.plala.or.jp