ハウスメーカーへ自社依頼しても他社依頼しても保証維持は可能!失効させないポイントとは?
保証・アフターサービスハウスメーカーお役立ちコラム塗装業者の選び方
2025.04.05 (Sat) 更新
新潟市の皆さんこんにちは!
新潟市東区を中心に地元密着、外壁塗装・屋根雨漏り修理を専門にしている塗装業者、
長持ち塗装の新創です!
ブログ担当のコバヤシです!
外壁や屋根の塗装を、地元の塗装専門店やリフォーム会社に依頼しようと考えているものの、他社へ依頼すると「ハウスメーカーの保証が切れてしまうのでは」と、不安がよぎった方もいるのではないでしょうか。
ハウスメーカーの保証が切れると、次のことが起こります。
- ハウスメーカーがアフターサービスをしてくれない
- 手直しに膨大な費用がかかる
ハウスメーカーの保証制度の存在が、他社への塗装依頼を妨げているケースも少なくありません。しかし、ハウスメーカー以外に塗装を依頼しても、やり方次第では保証を維持できます。塗装を依頼する前にハウスメーカーへ確認して準備をすれば、保証を失わずに高品質な施工を受けられるかもしれません。
今回のお役立ちブログでは、ハウスメーカーの保証制度の基本を見ながら、他社に依頼した場合の影響、保証を維持しながら外壁塗装を依頼する方法などをお話しします。
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目次
ハウスメーカーの保証制度について知ろう!初期保証と延長保証によって構成されている!
ハウスメーカーの保証制度は、住宅購入後の暮らしを長期間にわたって安心・安全に保つためのアフターサービスです。中心となるのは「初期保証」と呼ばれる制度です。住宅の構造部分や防水性能に対して、10年間の保証を設けられる機会が多いでしょう。期間中に重大な欠陥が見つかった場合、無償で修繕を受けることが可能です。
初期保証の後は「延長保証」へ移行され、定期点検や有償メンテナンスを受けることが条件になっています。延長保証では、10年ごとに保証を更新することが多いでしょう。
保証対象となる部位と範囲
保証が適用される範囲には、構造躯体や基礎・柱・梁といった建物の骨組みだけでなく、防水性能にかかわる屋根やバルコニー、外壁の防水層なども含まれます。ただし、外壁塗装や屋根塗装の不具合は保証対象に含まれていないケースが多いでしょう。
ハウスメーカーが自社依頼を推奨するのにはワケがある!理由はマニュアル化にアリ!
ハウスメーカーが自社や指定業者による施工を求める最大の理由は「品質の一貫性を保つため」です。ハウスメーカーは自社ブランドとして建物の性能や美観を維持するため、施工手順や使う材料に細かく基準を設けています。
外壁塗装の場合、指定の下地処理方法・塗料メーカー・施工回数・乾燥時間などがマニュアル化されており、マニュアルを無視した工事は保証対象外となる可能性が高いでしょう。
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ハウスメーカー以外に依頼すると保証に影響が出る場合も!アフターケアを受けられなくなるケースとは?
「保証が切れるかどうか」は、ハウスメーカーごとの契約内容によって異なるものの、定期点検を受けなかったり推奨された時期にメンテナンスを行わなかったりすると、保証延長の対象外となる可能性が高くなります。
たとえ、過失だとしても「メンテナンスを怠った」とみなされる場合が多いため、保証の効果は切れると思った方が良いでしょう。
さらに、他社による施工後に不具合が発生した場合も保証を受けられない可能性があります。「どこが原因か」特定しにくくなるからです。すべての工程をハウスメーカー側で施工していない以上、建材や内部構造に異常が起きた際、責任の所在が曖昧になります。
結果、保証の再開や修理費用の一部負担を求めることが難しくなるのです。取り返しのつかない事態に陥る場合もあるため、慎重な判断が求められます。
ハウスメーカーに依頼するか他社に依頼するか決める際は費用と保証のバランスが大事!何に気をつければ良い?
ハウスメーカーに工事を依頼した場合、費用が割高になる傾向があります。中間マージンやブランド料、施工管理費などが含まれているためです。同じ工事内容でも専門業者と比べて2〜3割高くなることも珍しくありません。
たとえば、30坪の2階建て住宅で外壁塗装を依頼した場合、ハウスメーカー経由だと150万円前後が相場です。しかし、地元の塗装専門業者であれば100万円前後で済みます。依頼先によって、50万円前後の差が生まれるのです。
塗装費用が高くてもハウスメーカーへ依頼する方もいる
ハウスメーカーへ依頼する理由として「ブランドへの信頼感や長期保証の維持」「アフターサービスの安心感を重視している」などが挙げられます。築年数が浅い住宅やハウスメーカーの保証が続いている場合は、塗装後のトラブルの発生率を抑えるという意味で、高額でもハウスメーカーに依頼するのです。
一方、地元の専門業者に依頼すれば塗装費用を抑えられるだけではなく、細やかな対応や柔軟なアフターフォローが受けられるメリットもあります。ハウスメーカーと比較して、塗装後のメンテナンスやアフターフォローを頻繁に行ってくれるケースも少なくありません。ただし、塗装後のフォローが雑な専門業者も存在するため見極めが大事です。
専門業者の中には独自の保証制度を設けているケースもある
優良な専門業者の中には、5〜10年の施工保証をつけるところもあります。保証制度が整っている専門業者に依頼すれば、外壁塗装の不具合を無償で手直ししてもらうことが可能です。
大事なのは「費用」「保証」「施工品質」「アフター対応」といった複数の視点から総合的に判断し、自分の住まいやライフプランにとって何を優先するか明確にすることです。将来的なトラブルへの備えやメンテナンス履歴の管理体制も含めて、納得できる施工先を選ぶことが重要になるでしょう。
ハウスメーカーの保証を維持しながら他社へ依頼することは可能!ポイントとは?
保証を維持しながら他社に依頼したい際は、ポイントがあります。
- 事前にハウスメーカーへ相談する
- 実績のある業者を選ぶ
- 施工後の記録を残す
何に気をつけると良いか見てみましょう。
事前にハウスメーカーへ相談する
外壁塗装を他社に頼む前に、やるべきことはハウスメーカーへの相談です。電話や書面、あるいは担当者経由で「〇〇(専門業者名)に塗装の依頼を考えていますが、保証は継続されますか」と確認をとりましょう。
相談の際は「検討中の施工業者名・工事内容の詳細(高圧洗浄、下地処理、使用予定の塗料名、施工工程)・予定時期」などをまとめておくと、やり取りがスムーズです。ハウスメーカーによっては「業者の工事仕様書を出してもらってから判断する」といった対応をしてくれることもあります。
加えて「保証の延長申請に必要な書類はあるか」といった点も確認すると、保証を継続しやすくなるでしょう。
実績のある業者を選ぶ
ハウスメーカーが設定している施工基準や材料選定を理解しており、保証を維持させるための対応をしてくれる可能性が高くなるため、実績のある業者を選ぶことも大事です。過去に、そのハウスメーカーの住宅を施工した経験のある専門業者や、ハウスメーカーの仕様に合わせた塗料・工法に対応している専門業者を選ぶことで、保証面のトラブルを回避しやすくなるでしょう。
また、ハウスメーカーの営業担当やカスタマーセンターに、「認定施工業者を紹介してもらうことは可能ですか」と相談することも効果的です。たとえ紹介を断られても「こういう業者なら大丈夫です」と、条件を提示されることもあります。
施工後の記録を残す
他の専門業者に塗装してもらい、ハウスメーカーとの約束事を守らずに依頼した結果、保証の可否がグレーになってしまうケースもあります。保証関連のトラブルに巻き込まれないためには、施工時の詳細な記録を残しておくことが大事です。
たとえば「施工前後の写真や工程ごとの記録・使用した塗料のメーカー・施工業者からの報告書」などを、保管しておくと良いでしょう。作業がわかるものを残しておけば、万が一ハウスメーカーとの間にトラブルが起きた際に役立つかもしれません。
他に、工事完了後に専門業者から発行される保証書や請求書の内容を精査し、明細や保証条件を把握しておくことも大切です。
保証を守りつつ他社依頼もOK!外壁塗装は「長持ち塗装の新創」にご相談を
「他社で塗装をしたら保証が切れるのでは…」と不安に思われる方も少なくありません。しかし、実はハウスメーカーの保証制度は、事前に正しい手続きを踏めば、他社に塗装を依頼しても維持可能なケースもあります。大切なのは、施工前にハウスメーカーへ確認し、使用塗料や施工工程の情報を明示すること。そして、信頼できる業者を選び、施工記録をしっかり残すことです。
「長持ち塗装の新創」では、ハウスメーカーとの保証維持を意識した塗装対応や、必要書類の作成アドバイスなども行っており、過去に多くのお客様から安心の声をいただいております。費用面と保証のバランスを取りながら、丁寧な施工とアフターサービスでお住まいの価値を長く守ることが可能です。
ハウスメーカーの保証と両立した塗装をご希望の方は、「長持ち塗装の新創」までお気軽にご相談ください。お問い合わせフォーム・メール・お電話・ショールーム来店のいずれでも承っております。ご不明な点やお悩みも、まずは一度ご相談いただければ、最適な対応をご提案いたします。