外壁や屋根にサビ!?そもそもサビとはなんなのか?
2023.02.07 (Tue) 更新
新潟市の皆さんこんにちは!
地元密着、外壁塗装・屋根雨漏り専門店の
長持ち塗装の新創です!
代表取締役の帆刈です!
外壁や屋根のサビ。砂埃や土埃、排気ガスといった「汚れ」とはまさに一線を画すものです。サビは金属部分に発生するものですが、建物における金属部分は、言うならば「要(かなめ)」になる部分ですよね。
出窓(霧除け)の屋根や水切り、新潟市では屋根の雪を食い止める「雪止め」なども金属で作られています。それらが「サビ」ると、どうなってしまうのでしょうか?
出窓や水切りであれば、雨漏りの原因になりますし、雪止めならば破損したり、サビ汁で外壁や屋根を汚してしまうこともあるでしょう。さらにサビ汁はウイルスのようにほかの部分のサビを誘発させてしまいます。
つまり、サビを発見したらすぐにでも対応しなければ、建物の寿命を縮めてしまうかもしれないのです。
そこで今回のブログでは『外壁・屋根のサビ』をテーマに、次のことについてお話ししていきたいと思います。
- サビとはなんなのか?
- サビが発生する原因
外壁や屋根のサビでお悩みのあなた!ぜひ最後までご覧になってくださいね!
目次から必要な情報にジャンプすることもできます。それではスタートです!
目次
そもそもサビとはなんなのか?
サビ(錆)を辞書引きすると次の2つの意味が掲載されていました。
1 空気や湿気などの作用で金属表面に生じる、酸化物や炭酸塩などの皮膜。鉄の赤さび・黒さび、銅の緑青 (ろくしょう) など。 2 わが身にもたらされる悪い結果。「身から出た―」 引用元:goo辞書 |
主に1番の意味である「空気や湿気などの作用で金属表面に生じる。酸化物や炭酸塩などの皮膜。」がサビの定義です。
2つめの「わが身にもたらされる悪い結果。身から出たー」という意味。私からすると、外壁のサビがいかに悪い結果を及ぼすかを表していると取れるなと思いました。
「わが身」をマイホームと置き換えてみましょう。サビがあることでマイホームに悪い結果がもたらされてしまうのです。悪い結果にはいろいろな種類があるでしょう。
- 外壁の劣化・破損・汚れ
- 雨漏り
- 屋根や壁に穴が空く
科学的な意味では酸化物や炭酸塩などの皮膜ですが、我々塗装業者からすると、建物に対して悪い結果をおよぼすものという認識のほうが強いのです。
ただし、悪い結果をおよぼすサビはじつのところ「2種類」しかありません。サビの種類は主に次の4種類が挙げられます。
- 赤サビ
- 白サビ
- 黒サビ
- 青サビ
それぞれどのようなサビなのかお話しします。
サビ=赤サビ!金属を腐食させる悪いサビ!
一般的にサビと呼ばれているものは、この「赤サビ」です。赤サビは鉄が水や空気に触れて表面が酸化することで発生するものです。水に溶けやすく、触るとポロポロと崩れていきます。赤サビは侵食スピードが早く、鉄製品に発生しているのが見えたらすぐに対処することが重要です。
白サビは鉄以外の悪いサビ!
白サビとはアルミニウムや亜鉛といった特殊な金属に発生するサビです。白サビと一括りにしていますが、アルミニウムと亜鉛では名称が異なります。
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酸化皮膜に覆われている亜鉛やアルミニウムに雨水などがかかった際に表面が膨れ、その膨れた腐食物が白サビになります。白サビは放置すると赤サビ同様、金属が劣化してしまいます。
黒サビは良いサビ!サビの反乱軍だった!
サビ=悪者ではありません。中には良いサビもあります。それが黒サビです。黒サビは鉄を赤サビから保護してくれる良いサビなんです。赤サビに対するレジスタンス、反乱軍のような存在ですね。
水が無くても発生するサビで、鉄表面を高温で加熱することで発生します。黒サビの正式名称が「酸化皮膜」ですから、燃焼によって生じる科学変化=黒サビということですね。
固くて鉄に密着しており、赤サビが金属内部に侵食しないように保護してくれる効果があります。
青サビ=緑青がもたらす美くしさ
青サビとは10円玉や銅像などの銅の表面に塩分や水分などが触れることで酸化銅に科学変化を起こした状態のことです。古い水道の蛇口などで見かけたことがあると思います。
銅製品の腐食を防ぐ良いサビでもあります。
一般的に「緑青(ろくしょう)」と呼ばれており、抗菌作用があるほか、丁寧に成形することで美しく変化します。日本の重要文化財である寺院の屋根などに使われていますね。
青サビが良くわかる施工事例は▼こちら▼
西蒲原郡弥彦村K様邸:施工事例:屋根瓦部分交換・雨樋部分補修・銅板屋根部分補修
外壁・屋根のサビの原因
外壁に赤サビや白サビといった悪いサビが発生する主な原因は「水分」です。雨水などが付着することで発生しやすくなります。ですが、水分以外でも発生することがあります。水分以外の主なサビ発生原因としては次の5つが挙げられます。
- もらいサビ
- キズ
- 塩害
- 長期間の湿気
- 塗装不良
それぞれどのような原因なのか詳しくお話ししていきたいと思います。
もらいサビ
金属製(鉄鋼系)以外の外壁や屋根に付着しているサビは、ほぼこの「もらいサビ」が原因です。その名前の通り、ほかの箇所からサビを「もらう」ことで発生します。もらいサビをもらう箇所として代表的な箇所をいくつかご紹介します。
屋根▶
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外壁▶
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金属部分がサビて、そのサビが風や雨を伝って屋根や外壁に付着します。サビが発生するものを置かなければ発生することはありませんが、雪止めやソーラーパネルの固定金具、換気フードといった固定されているものに関しては難しいでしょう。
もらい元となる箇所へのサビ対策が必要になります。
キズ
金属製の外壁や屋根になんらかの原因でキズがついた場合、そのキズの部分からサビが進行していきます。雨が降った場合、キズのない外壁や屋根であれば、水の流れが良いため、そこまでサビが発生することはありません。
キズがあると、その部分に水が滞留しやすくなり、サビが発生しやすくなってしまうのです。
塩害
新潟市で多いのが塩害です。海に近ければ近いほど発生しやすい現象です。風で運ばれてきた塩分が外壁や屋根に付着してサビを発生させます。金属部分からサビが発生して、もらいサビとなって屋根や外壁にサビが付着します。
塩害については▼こちら▼のブログでも詳しく解説しています。
長期間の湿気
湿気の多い箇所もサビが発生しやすい箇所です。とくに多いのが日陰時間が長い箇所です。湿気は太陽熱で蒸発します。日陰の場合、太陽光が届かないため湿気が溜まりやすくなり、サビが発生します。屋根よりも外壁のサビの原因として挙げられることが多いですね。
塗装不良
塗装不良が原因のサビもあります。サビの原因としては「ケレン作業がきっちりとされていない」ことや「下塗りの防サビ剤がきちんと塗布されていない」ことが挙げられます。
どれだけ高性能な防サビ塗料を使ったとしても、下地調整作業であるケレン作業や塗布作業自体が基準外だと、塗装不良が発生して塗装した外壁表面の塗料が風船のように膨らんで破裂するといった現象が起こります。
破裂した塗面はすでに防御機能も失われているため、赤サビが発生しやすくなってしまうのです。
塗装業者として、もっとも大切な仕事は「ケレン作業」です。ケレン作業を丁寧に行うことで、赤サビが発生しにくい塗面が出来上がるのです。
長持ち塗装の新創のケレン作業や下塗り作業は▼こちら▼のブログからチェックできます。
長持ち塗装の新創がサビから外壁を守ります!
長持ち塗装の新創では、すでに赤サビに浸食されているような外壁や屋根の補修や塗り替え工事の依頼を承っております。いまいちサビなのかなんなのか判断できない!という方は弊社の無料雨漏診断・外壁診断をご利用ください。
赤サビや白サビを放置すると、雨漏りを引き起こす原因にもなりますし、なにより大切なご自宅に小さくないダメージを与えてしまいます。
弊社はイオン新潟東店の3階にショールームがございます。気軽にお立ち寄りください!
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新創は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
地元密着43年、新潟市東区を拠点とし、新潟市を中心に多くの皆様の信頼と実績を積み重ねてきました。
これまでの工事実績2500件以上!
高品質な塗装を適正価格でご提供したい。地元密着だからこそ誠心誠意対応させていただきます。お陰様で多くの皆様からご依頼を頂いています。
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