ニッペ「ファインシリコンフレッシュ」で強く美しい外壁になる理由を長持ち塗装の新創が解説！
2023.06.30 (Fri) 更新
皆さんこんにちは！
ブログ担当のコバヤシです！
塗装メンテナンスを検討するとき、何を重視していますか？
「価格」がまず一番に浮かんだのではないでしょうか。低コストで塗装ができるのは大きなメリットですよね。
長持ち塗装の新創が塗装メンテナンスでお客様に重視してほしいのは、塗料の品質です。長持ちする外壁塗装を叶えるならば、塗料の効果を知ったうえで最適なものを選ぶ視点も大切なのです。
キレイで長持ちする外壁に必要な要素は3つ挙げられます。
- 高耐候性
- 超低汚染性
- 使いやすさ
この3つを兼ね備えているのが、今回ご紹介する「ファインシリコンフレッシュ」です！
ファインシリコンフレッシュは耐候性の高い油性塗料でありながら、弱溶剤なので刺激臭があまり感じられません。汚れを寄せ付けない低汚染性があるだけでも優秀ですが、ファインシリコンフレッシュの場合は「超」低汚染性です。
また、シックハウス症候群の原因の1つである「ホルムアルデヒド」の放散量が極めて少なく、重金属や農薬に使用される有害な物質なども配合されていません。
作業性が高いという意味での使いやすさはもちろん、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にも使いやすい塗料です。
ファインシリコンフレッシュの特長は主に4つ挙げられます。
- 高い耐候性で劣化しにくい
- 汚れにくい超低汚染性
- 作業性が高く健康面でも安心
- 多様な使用に対応できる
安心して使用でき、キレイも長続きする高耐候性のある「ファインシリコンフレッシュ」の特長からデメリットになりえる部分まで、まるっと解説していきます！
目次
日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」とは？
ファインシリコンフレッシュは、塗料メーカの中でも3本の指に入る大手「日本ペイント」が製造する外壁用上塗り塗料です。外壁塗装でも多く使用されている「シリコン塗料」で「超低汚染形ターペン可溶2液形アクリルシリコン樹脂塗料」に分類されます。
「低汚染性」とは、劣化の原因となる汚染物質が付着しにくい性質のことです。汚染物質は劣化や汚れの原因にもなるため、できるだけ避けたいものです。ファインシリコンフレッシュは「超」がついた低汚染性のため、汚染物質知らずの外壁が期待できます。超低汚染性については特長の部分でくわしくお話します。
「ターペン可溶」とは、油性塗料の中でも刺激臭があまり感じられない「弱溶剤系」と同じ意味です。「2液」は、使用する際に硬化剤などと混ぜて使用する塗料の分類です。1液型の場合はそのままで使用できます。
「アクリルシリコン樹脂塗料」については、次項でくわしくお話していきます。
「ファインシリコンフレッシュ」はアクリルシリコン樹脂塗料
ファインシリコンフレッシュはシリコン塗料に分類されます。「アクリルシリコン樹脂塗料」と表記されているのは、ただアクリルを混ぜているという意味ではありません。
そもそも塗料というものは、色を出すための「顔料」と塗装面を覆って塗装効果を長持ちさせる「樹脂」に加えて、防カビなどの効果を発揮する「添加剤」で構成されています。
アクリルシリコン樹脂塗料は、約8割の外壁で使用されているほど人気が高いです。ファインシリコンフレッシュは、アクリルシリコン樹脂塗料のベースを持ちながらさらに耐候性や汚染性を高めている塗料なのです！
「ファインシリコンフレッシュ」は艶あり塗料
ファインシリコンフレッシュはつや有りのみの塗料になります。4つのつやの度合いから選べるので、色選びにつやも含めた選択肢が広がります！
- つや有り
- 7分つや
- 5分つや（半つや）
- 3分つや
つや有り塗料なので、マットな質感を出したい場合にはおすすめしません。
「ファインシリコンフレッシュ」で塗装できる外壁は？
ファインシリコンフレッシュは、多くのおうちで使用されているサイディングボードにも使用できます。
- サイディングボード
- セメント素材
- モルタル
- ALC（高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート）
- 鉄
- ステンレス
- アルミ
外壁材だけでなく金属系の素材にも使用できるため、外装塗装の可能性が広がります。
「ファインシリコンフレッシュ」の特長
ファインシリコンフレッシュの特長は主に4つあります。
- 高い耐候性で劣化しにくい
- 汚れにくい超低汚染性
- 作業性が高く健康面でも安心
- 多様な使用に対応できる
それぞれについてくわしくお話していきます！
高い耐候性で劣化しにくい
ファインシリコンフレッシュは「シロキサン結合」によって高い耐候性を実現しています。シロキサン結合とは、シリコンの構造の主な要素となる「無機質」と、有機質を強く結合したものです。シロキサン結合によって劣化スピードが遅くなることで、耐候性が高まるのです！
耐候性とは、紫外線が原因となる塗料の劣化に対して、塗膜の光沢を保持する力を意味します。ファインシリコンフレッシュは高耐候性であるため、光沢の低下や色あせが発生しづらいのです。劣化が防げるのはもちろんのこと、外壁の美観を長く維持できるのは一石二鳥で嬉しいですよね。
日本ペイントがおこなった耐候性試験によると、ファインシリコンフレッシュは3000時間以上で8割の光沢を保持していました。光沢の保持率には指標があり、2500時間以上のものは「耐候形1種」に分類されます。1200時間以上のものは「耐候性2種」、600時間以上ならば「耐候性3種」となります。
一般的なシリコン塗料は2500時間前後の光沢保持率のものが多いです。ファインシリコンフレッシュは3000時間を余裕で超えているので、一般的なシリコン塗料の中でも抜群の耐候性があると言えます。
汚れにくい超低汚染性
引用元：日本ペイントファインシリコンフレッシュカタログPDF
ファインシリコンフレッシュには特殊セラミック成分が配合されているので、親水性に優れています。親水性とは、水に対して親和性が高い性質です。水をはじく撥水性に対して、親水性は水を引き込んで膜を作ります。
この性質によって、雨水が外壁に付着すると、外壁と汚れの間に引き込まれ、汚れを浮かせて洗い流されます。日本ペイントによる雨垂れによる汚染性の実験では、一般的な2液型シリコン樹脂塗料に比べて、ファインシリコンフレッシュの耐汚染性は約3倍という結果でした。「超」がつくほどの低汚染性は、大げさではないことがよくわかりますね。
雨が降るたびに汚れを流して雨垂れもつきにくいため、外壁が清潔な状態に保てます。防カビ・防藻効果も期待できるため、衛生面でもキレイな外壁が長続きするのです。
作業性が高く健康面でも安心
ファインシリコンフレッシュは乾燥が早いため作業がスムーズに進められます。結露や雪といった水気の多い冬場の施工にも大活躍！新潟市での冬場の施工にも有効です。塗装しているときに空気泡ができにくく、ローラーやはけといった塗装方法にも順応します。
また、ファインシリコンフレッシュは健康面でも安心して使える塗料です。人体に有害な「ホルムアルデヒド」は、放散量が最も少ない「F☆☆☆☆」を獲得しています。
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因にもなり、人によっては頭痛や吐き気などを感じることもあるものです。建築基準法が定める安全面の基準の最高ランクに輝いているので、安心して選べます！
鉛などの重金属や農薬やシロアリ駆除剤にも使用されている「クロルピリホス」も配合されていません。ペットや小さなお子さんのいらっしゃるご家庭でも安心です。
多様な仕様に対応できる
ファインシリコンフレッシュは、混ぜる際の硬化剤の種類によって3種類変化します。
- ファインシリコンフレッシュスタンダード
- 高弾性ファインシリコンフレッシュ
- ファインシリコンフレッシュクリヤー
今回お話してきたファインシリコンフレッシュはスタンダードタイプです。
硬化剤を高弾性タイプに変えることで「高弾性ファインシリコンフレッシュ」になります。弾性とは弾力性のことです。高弾性ファインシリコンフレッシュは、弾力性を活かして外壁にできたひび割れの表面を平らにならします。塗装後にひび割れが発生したとしても、ゴムのような高い弾力性のおかげで、塗膜が一緒にひび割れるのを防ぎます。
コンクリート打ちっぱなし面の保護塗装工法が可能な「ファインシリコンフレッシュクリヤー」は無色透明です。既存の塗膜面の色をそのままに塗装ができて便利です。
「ファインシリコンフレッシュ」のデメリット
高耐候性や超低汚染性を誇るファインシリコンフレッシュですが、唯一デメリットを挙げるとしたら、油性塗料特有のニオイが懸念されることです。
一般的な油性塗料に比べると刺激臭がマイルドな「弱溶剤系」ではありますが、わずかなニオイでも刺激に感じる人もいるでしょう。全くニオイがないとは言い切れないため、塗装の際にはご近所の方への配慮も必要になります。
耐候性がパワーアップした「ファインシリコンフレッシュⅡ」
ファインシリコンフレッシュがリニューアルし、2022年10月26日に「ファインシリコンフレッシュⅡ」が発売されました。
ファインシリコンフレッシュⅡは、従来の性能はそのままにさらに使いやすく、より優れた耐候性にパワーアップしています。
これからファインシリコンフレッシュを検討する場合は、リニューアルしたファインシリコンフレッシュⅡも視野に入れてみてください。
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