新潟市の塗装業者が教える外壁のシーリングは打ち替えor増し打ち?シーリングと塗料の関係をくわしく解説!
2023.07.30 (Sun) 更新
皆さんこんにちは!
ブログ担当のコバヤシです!
今回のブログでは、外壁塗装、屋根塗装費用に影響する「シーリング=コーキング」についてお話ししていきたいと思います。
シーリング工事の工法って、実はほとんどの方が「打ち替え・打ち直し(同じ意味です)」しかないと考えているんです。
でも必ずしも打ち替える必要はないというのはあまり知られていません。
打ち替え以外の工法として挙げられるのが「増し打ち」という工法です。
柔軟性があり、減っているだけの状態であればシーリング材を注入して仕上げる方法です。
シーリング材が減ってはいるものの、柔軟性が十分にあり、引っ張り試験に合格したシーリングはいわば『生きているシール』になります。生きているシーリングの上に減った分を注入して仕上げる方法です。ただし、シーリングを充填しても厚みが出ない箇所には打てません。
「増し打ち」はシーリングを撤去する時間や費用を削減できる工法でもあるため、塗料の種類次第では「安く長持させられる工法」なんですね。
そもそも、この「増し打ち」があまり知られていない理由として、そこに疑問を持つ人がほとんどいないからということが挙げられます。
お客様💬「シーリングがすり減っています。」
塗装業者💬「かしこまりました。では打ち替えましょう」
お客様💬「わかりました。よろしくお願いします」
この流れが当たり前のようになっていて、打ち替える以外の選択肢を知らないという方が少なくないのです。
塗装業者としては、打ち替え工法の方の金額が高くなることから、打ち替え工法を推奨しているところも多いです。増し打ちをあえて伝えていないということは無いと信じたいですが、実際のところ、伝えていない業者の方が多いでしょう。
ただし、増し打ちは塗料のタイプによってはできないこともあります。そこで今回のブログでは、シーリングと塗料の関係性、そしてシーリングの「打ち替え」と「増し打ち」の違いについてお話ししていきたいと思います。
目次
塗装費用を安くしたいなら「増し打ち」×「シリコン塗料」
結論から言うと、塗装費用を安く、さらに長持ちもさせたいならば
「シーリング:増し打ち」+「塗料:シリコン塗料」
の組み合わせがオススメ。
シーリングの増し打ちはシーリングの打ち替えに比べて20%~30%費用が安くなります。また、シリコン塗料は長持ちする塗料と言われている「フッ素」や「無機」に比べると、20%以上塗装費用に差が出ます。
実際に、長持ち塗装の新創で提供している塗装プランで比較してみましょう。
シリコン塗料プランが33万円(税込36.3万円/100㎡)~ですね。
対してフッ素プランと多重無機ラジカル制御塗料を見てみましょう。
両方とも同じ条件で53万円(税込58.3万円/100㎡)ですね。
100-(33万÷53万円×100)=37.7%も費用に差が生まれます。
外壁と付帯部などを合わせて200㎡の塗装工事だとすると、かなりの金額に差が生まれるということですね。
リフォーム工事の中でも費用が高くなりがちな塗装工事。出来るならば、安くて質の良いものを選びたいのが本音ですよね。長持ち塗装の新創では、お客様に喜んでいただくためだからと言って、安易に安売りはしません。
適切な工法、適切な価格でお客様の予算内で長持ちさせる塗装工事を提供するのが、我々「長持ち塗装の新創」なんです!
外壁のシーリング増し打ちと打ち替えの具体的な2つの違い
外壁のシーリング増し打ちと打ち替え。金額以外での違いについてお話しします。具体的な違いとして次の2つが挙げられます。
- 工数の違いによる人件費の違い
- 充填するシーリング剤の量
それぞれを詳しくお話ししますね。
外壁のシーリング増し打ちと打ち替えの具体的な違い①工数の違いによる人件費の違い
シーリング増し打ちと打ち替えの違いとして一番大きいのは「工数の違い」です。工数とは、工事における作業の数のこと。
シーリング打ち替え工事の場合、以下の作業が発生します。
- 既存シーリングの撤去作業
- 養生作業
- シーリングの密着度を高めるための塗料の塗布作業
- シーリングの充填作業
- シーリング表面の平滑化作業
- シーリングの乾燥時間
- 養生撤去作業
シーリングの打ち替え工事は上記の7つの作業が最低限発生します。対して、シーリングの増し打ち作業は以下の作業工数になります。
- 養生作業
- シーリングの密着度を高めるための塗料の塗布作業(必要ない場合もある)シーリングの充填作業
- シーリング表面の平滑化作業
- シーリングの乾燥時間
- 養生撤去作業
作業内容を見ると、既存シーリングの撤去作業が無くなります。撤去作業はカッターなどで既存のシーリング剤を剥がす作業です。実はこの剥がす作業が一番時間と手間がかかるんです。
カッターを使うため、外壁に切り傷をつけないように注意する必要がありますし、削り取る際も外壁の下地材を傷めないように作業しなくてはなりません。
この撤去作業がないだけで、かなりの労力=人件費が変わってくるのです。また、シーリング剤の密着度を高める塗料=シーリングプライマーを塗布する作業も削減できます。ここでは人件費とプライマー塗料分の費用が削減できます。
外壁のシーリング増し打ちと打ち替えの具体的な違い②充填するシーリング剤の量
もう一つ、増し打ちと打ち替えの具体的な違いとしては充填するシーリング剤の量も挙げられます。シーリング剤は決まった量しか充填できません。サイディング外壁の溝の高さ×長さ分しか充填できないのです。
たとえば、サイディング外壁の溝の高さが2cm、溝の横の長さが1cm、溝の長さが10mだとしましょう。打ち替えの場合、2cm×1cm×1000cm(10m)=2000㎤のシーリング剤を充填することになりますよね。
増し打ちの場合、既存のシーリング剤が50%残っている場合、充填するシーリング剤は半分の1000㎤で済むということになります。
シーリング剤の種類は現場によって変わるものの、単純にシーリング費用が半分になると考えると、増し打ちの方が安くなるのは当たり前のことなんです。
注意!選ぶ塗料によってはシーリング増し打ちができない!
費用も時間も節約できるシーリング増し打ちですが、選ぶ塗料によっては打ち替えしか選べません。
塗料にはいくつかの種類があります。
その中でも「硬い塗料」はシーリングの増し打ちができません。柔らかい塗料=弾性塗料のような乾燥後の塗膜が柔らかい塗料であれば、増し打ちが可能です。
外壁塗装の場合、塗料によって大まかな工法が異なります。弾性塗料の場合はシーリングの上から塗装します。対して硬い塗料の場合はシーリングを避けて塗装しなくてはなりません。
なぜかというと、固い塗料はシーリングとの密着性が低いためです。もし硬い塗料をシーリングの上に塗ってしまうと、塗膜が劣化した際にシーリングの箇所からポロポロと剥がれ落ちてきます。弾性塗料の場合は塗膜同士でつながり合うため、シーリングの上から塗ったとしても、先にシーリングの箇所から劣化症状が出るということはありません。
フッ素や無機といった硬い塗料の場合は、シーリングがむき出しの状態になるため、劣化スピードも早くなります。塗り替えはしなくても、シーリングの打ち替え工事は定期的に行う必要があるんです!
長持ち塗装の新創ではお客様の希望に合わせた塗料・工法を提案いたします!
長持ち塗装の新創では、今回ご紹介したシーリングの増し打ち工法をはじめ、お客様の希望に合わせた工法を提案しております。
費用面に関してもご相談ください。あなたの予算の範囲内で長持ちできる工法や塗料を選択できるため、ご納得したうえでの塗装工事が可能です。
外壁塗装工事、屋根塗装工事はぜひ一度弊社にご相談ください。
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新創は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
地元密着43年、新潟市東区を拠点とし、新潟市を中心に多くの皆様の信頼と実績を積み重ねてきました。
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