銅板霧除けとガルバリューム霧除けどっちが強い?
2022.05.02 (Mon) 更新
新潟市東区の皆さんこんにちは!
地元密着、外壁塗装・屋根雨漏り専門店の
長持ち塗装の新創です!
屋根の工事で行うことが多い「霧除け」の張り替え。霧除けとは「庇(ひさし)」のことです。霧除けの上張りで使われている屋根材には主にガルバリューム鋼板というアルミニウムが入った合金板です。昔ながらの住宅では、ガルバリューム鋼板ではなく銅板を使っているところもあります。
よくお客様からお問い合わせいただく内容に
「銅板霧除けとガルバリューム霧除けってどっちが強いの?(長持ちするの?)」
というものがあります。結論から申し上げますと
長持ちする度合いはガルバリューム鋼板も銅板も大きな違いはない
ということ。そこで今回は霧除けの屋根材である
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この2つについてお話ししていきたいと思います。
目次
そもそも霧除けとは?
霧除けとは窓や玄関といった住宅の開口部の上に張り出している小さな屋根のことで「庇(ひさし)」とも呼ばれています。主な役割としては以下のようなことが挙げられます。
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つまり、霧除けには住宅の居住性を高めてくれる、快適にしてくれる効果があるんです。
霧除け屋根材「ガルバリューム鋼板」の特徴
ガルバリューム鋼板とは
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のアルミ亜鉛合金めっき鋼板のことです。アルミニウムの特徴である耐食性や加工性、耐熱性と、亜鉛の特徴である犠牲防食機能を合わせもっています。
1972年にアメリカで開発され、現在では全世界で使われている鋼板材です。
ガルバリューム鋼板のメリット
ガルバリューム鋼板のメリットをいくつかご紹介しましょう。代表的なメリットは以下の6つです。
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どのようなメリットなのか簡単にお話しします。
サビにくい
合金の中でもガルバリューム鋼板はサビに強い素材です。ただし、あくまでも「強い」だけであって、絶対にサビないというわけではありません。気候状況や使い方によってはサビることもあります。金属の中ではサビにくい素材ということです。
耐久性が高い
アルミニウムと亜鉛の特徴を合わせもつことから「サビにくい=耐久性が高い」ことがガルバリューム鋼板の特徴です。トタン(溶融亜鉛めっき鋼板)に比べると、およそ1.5倍~2倍の耐久年数を記録しています。
耐震性が高い
ガルバリューム鋼板はアルミニウムと亜鉛という軽い金属の合金であるため、耐震性にも優れています。建物は軽い方が耐震性に優れています。地震の力を示す方程式「層せん断力係数×当該階より上の建物の重さ=地震力」からもわかるとおり、建物が軽いほど地震で受ける力は弱くなるんです。
着色性が高い
着色性が高い=デザイン性が高いことも特徴です。近年では住宅の壁や屋根の色がカラフルなものが増えてきました。その要因の1つがガルバリューム鋼板とも言われています。他の金属では違う色に見えてしまう「黒」がキレイに塗れるのも、デザイン性の高さを際立たせる要因でしょう。
熱反射率が高い
トタンと比較すると太陽熱の反射率が高く、とくに夏はガルバリューム鋼板の表面温度と屋内温度を抑制できる素材です。
耐熱性が高い
めっき層内のアルミニウム含有率が高いため、アルミめっき鋼板に近い耐熱性をもっています。
ガルバリューム鋼板のデメリット
メリットが多いガルバリューム鋼板にはデメリットも存在しています。主なデメリットは以下の3つです。
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簡単にお話ししていきます。
コストが高い
ガルバリューム鋼板は他の金属に比べて費用が高くなります。また、ガルバリューム鋼板は音の伝達率が高いため、雨が降るとうるさく感じてしまいます。防音工事を行う場合は、その分の費用もかかるため、コストが高くついてしまうんです。
メンテナンス費用が高い
ガルバリューム鋼板は着色性が高いというメリットがある反面、塗装するには相当の技術力が求められます。また、耐久性が高いため塗料乗りも悪くなるんです。
ガルバリューム鋼板の塗装に慣れていない業者が最初の塗装をした場合、ガルバリューム鋼板そのものに問題はなくとも、短期間のうちに塗装が剥げてきて塗り直しになることもあります。塗り直しとなると相応のコストがかかるため、メンテナンス費用は高くなってしまうんです。
サビないわけではない
ガルバリューム鋼板は耐久性が高いと言われているものの、100%サビないということはありません。住宅のある地域や気候条件によってはサビることもあります。
ガルバリューム鋼板の腐食の仕方
どの金属も腐食はサビによって起こるものです。赤サビから黒サビ、そして破損という流れで腐食します。ガルバリューム鋼板もサビが原因で腐食します。
霧除け屋根材「銅板」の特徴
銅板屋根は日本古来から使われていた歴史ある屋根材です。お寺や神社などの屋根はほとんどが銅板を使っています。銅板屋根の特徴はやはりその「色あい」です。緑青の自然な色合いが重厚感を演出してくれます。
銅板のメリット
銅板屋根の主なメリットは以下の4つです。
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どのようなメリットなのか簡単にお話ししていきたいと思います。
耐久性が高い
ガルバリューム鋼板やトタンに比べると高い耐久性があると言われているのが銅板屋根です。ガルバリューム鋼板やトタンは定期的に塗装などを行うメンテナンスが必要になります。対して銅板はそれほど大がかりなメンテナンスは必要ありません。
軽量で耐震性が高い
銅板はガルバリューム鋼板同様軽い金属です。そのため耐震性はかなり高いと言えます。
趣のある自然な色合い
オリンピックの銅メダルは光り輝く茶色(赤銅色)をしています。一般的に銅といえば、メダルの銅と銅食器などで見られる青銅色が挙げられます。実はこの2種類の色、もともとは同じ銅メダルの赤銅色だったんです。
銅は時間が立つにつれて赤銅色が青みがかってきて、青銅色に変色します。つまり、青銅色は銅がもっている自然な変色ということです。落ち着いた趣のある青銅色は神聖な気持ちにさせてくれますよね。
柔軟性がある
銅は鉄に比べてやわらかい金属のため、柔軟性にも優れています。そのため、丸みのあるデザインにも使われることが多いです。大仏などに銅板が使われているのは、銅の特徴である柔軟性が影響しています。
銅板のデメリット
銅板の主なデメリットは以下の3つです。
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それぞれを簡単にお話ししていきます。
へこみやすい
銅はやわらかい金属であるため、木や石がぶつかるだけでへこんでしまいます。時間が立って青銅色になってしまえばある程度の衝撃ではへこみません。しかし、新しい赤銅色の状態はへこみやすいです。
価格が高い
銅板屋根は価格が高いです。住宅1棟の屋根全体を銅板にするとなるとかなりのコストがかかります。業者によっても異なりますが、屋根材の中ではもっとも高額です。
施工できる業者が少ない
銅板屋根が主に使われているのはお寺や神社です。一般的な住宅ではほぼ使われていません。そのため普通の屋根大工さんでは屋根の交換などはできないところが多いです。施工可能が業者が少ないというデメリットはもう1つのデメリットであるコスト高の原因の1つでもあります。
銅板屋根の腐食の仕方
銅板屋根はサビることはありませんが、経年劣化で表面がボロボロな状態になります。塗装をしないため、腐食して使えなくなってしまうと、全交換になるのが一般的です。
ガルバリューム鋼板VS銅板屋根どっちが長持ちする?
長持ちという観点で比較すると、ガルバリューム鋼板と銅板屋根はほぼ同じです。ガルバリューム鋼板のサビと、銅板の劣化は雨が当たる箇所よりも当たらない箇所の方が腐食するスピードが早いこともあり、一旦サビもしくは劣化がはじまるとほぼ同じタイミングで腐食してしまうのです。
新創ではガルバリューム鋼板霧除けの補修工事と銅板霧除けの交換工事ができる!
長持ち塗装の新創では、ガルバリューム鋼板の霧除けの補修工事(塗装含む)と銅板霧除けの交換工事の両方を承っております。実際にガルバリューム鋼板の霧除け補修工事と銅板霧除けの交換工事を行った経験もあります。
霧除け屋根のご相談はぜひ弊社まで!あなたからのご連絡をお待ちしております!
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