足場の見積もりはココを見よう!見るべき項目とポイントをくわしく解説します!
2022.09.30 (Fri) 更新
新潟市東区の皆さんこんにちは!
地元密着、外壁塗装・屋根雨漏り専門店の
長持ち塗装の新創です!
代表取締役の帆刈です!
「足場の見積もりがよく分からない!」
「項目がたくさん並んでるけど、これって本当に必要なものなの?」
と、疑問に思ったことはありませんか?
仮設足場は屋根や外壁リフォームで必要不可欠な道具です。足場工事は塗装業にかかわらず、建築業界ではとても重要な工事、工程の1つなんです。
仮設足場を組み立てる主な目的をご存じですか?足場を組み立てる主な目的は次の4つです。
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外壁塗装や屋根塗装以外にも、雨樋工事など、安全性が求められる現場において仮設足場はとても重要なものです。仮設足場を設置するためには技術が必要になります。長持ち塗装の新創はもともと仮設足場業者でした。仮設足場が求められることをすべて高いレベルで行なっているのが弊社なんです!
また、自社で足場部材や足場組立職人を持っていることも弊社の強みです。外注するとどうしても費用が高くついてしまいます。弊社は足場費用に関しては他社様に比べて、かなり勉強させていただいていると言っても過言ではないでしょう!
業者によって仮設足場の費用は異なります。仮設足場業者を外注している場合はもちろん高くなります。
しかし、中には仮設足場組立費用が相場よりも高くついたり、費用の内訳がよく分からないようになったりしている業者もいます。
だからこそ、足場工事の内容や見積りの見方を知っておくことが大切です。仮設足場費用の基本的な知識があればトラブル回避もできます!
足場の見積もりに納得がいっていないならば、このブログをぜひ最後まで読んでみてください。「これってどうなの?」というお客様の疑問を1歩ずつ解説していきたいと思います!
目次
見積書の足場工事の項目は1種類が基本
リフォーム工事の見積もりにおいて、仮設足場工事の項目は基本的に1種類で表記されます。弊社長持ち塗装の新創の見積もりでも同じように1種類で表記しています。見積りにはさまざまな項目が並んでいますね。
主な項目としては以下のようなものがあります。
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塗装工事の場合は、メインとなる工事の見積りの中に足場工事の項目も組み込まれています。足場工事という項目は塗装会社によって異なる名前で記載している場合もあります。
仮設工事とは、足場工事のことを指します。足場工事と記載されていない場合もあるため「仮設」というワードを探してみましょう。新創の見積りでは「仮設足場組立・解体」と記載しています。この項目には、足場職人の費用や足場部材費用、飛散防止用シート費用や養生費が含まれます。
足場工事が必要なリフォームとは?
「そもそも足場ってそんなに必要なのかな?」
「足場を組むだけでこんなにかかるの?」
足場工事の費用に不満を感じていませんか?
しかしながら、足場は建物の高所作業をする際に必要なものです。住宅の場合では、以下のような工事やリフォームで足場を設置することになります。
- 屋根の葺き替えや塗装、修理
- 外壁塗装や修理
- 2階以上の雨樋・軒天の交換、補修
- 太陽光発電システムの設置や修理
屋根での作業や2階以上の高さの修理など、脚立やはしごでは対応しきれない場合に足場が必要なのです。足場があることでスムーズに移動ができ、資材なども運びやすくなります。
足場工事は安全な作業のためにも必要
足場は高所作業をしやすくするためだけではなく、作業員の安全確保にも重要な役割を果たしています。
- 工事現場で最も多いとされる転倒事故を防げる
- 作業員の落下防止
- 作業効率の確保
「労働安全衛生法令」において、以下のように定められています。
第五百六十三条 事業者は、足場(一側足場を除く。第三号において同じ。)における高さ二メートル以上の作業場所には、次に定めるところにより、作業床を設けなければならない。 引用元:国税庁「労働安全衛生法令」 |
足場を設置するのは安全に作業を進めるうえで必要不可欠なことです。むしろ、足場を設置せずに作業を行おうとする場合は法令違反になってしまいます。
近隣住宅への配慮
足場を設置することで近隣住宅への工事の影響を最小限に抑えることもできます。鉄骨で組んだ足場にネットやシートを付けているのを見たことがあるはずです。
あのシートは、飛散防止ネットや粉塵飛散を防ぐシートなのです。こういったシートを設置するためにも足場が一役買っています。
足場工事と一緒に行うシート張り作業
足場を組むのと同時に行う作業としてシートを設置する工程があります。ほとんどの見積もりでは、シートの費用も足場工事の費用に含まれています。
このシートの種類は主に3つです。
- メッシュシート
- 粉塵シート(養生シート)
- 防音シート
シートについても把握しておけば、足場工事の見積りがより解読しやすくなるでしょう。
メッシュシートとは?
作業中に工具などが飛んでしまったり、落下したりするのを防止するために張られるのがメッシュシートです。作業員は工具を持って足場を移動するため、足場付近を通行する人に落下物が当たらないように対策しています。
粉塵シート(養生シート)とは?
粉塵シートは、建物の解体などの粉塵やホコリが近隣に飛散しないよう防止するためのものです。「養生シート」とも呼ばれており、足場工事には取り付け必須のシートです。飛散物質によってアレルギーなどを起こす方もいるため、住宅地などで工事を行う際にはとくに役立ちます。
防音シートとは?
騒音が伴う工事の際に役立つのが防音シートです。高い防音性があり、工事中の騒音を防止して近隣への騒音被害を軽減させられます。現場の規模によってはより防音効果の高い、防音パネルを使用することもあります。
見積り費用に差が出る足場の種類
足場にはあらゆるシートもセットになっていることが分かりましたね。
それでは、より詳しい足場工事について見ていきましょう。
足場の種類は大きく分けると5つあります。工事をする建物の高さや設置スペースによって、必要になる足場が変わります。
- 一側足場(くさび式足場)
- 枠組み足場(ビデ足場)
- 単菅足場
- 吊り足場
- 張出し足場
足場によって使用する部材や難易度も変わってくるため、その分だけ費用にも反映されます。どんな足場があるのかを知っておけば、工事の際にだいたいの予想がつくようになるでしょう。
一側足場(くさび式足場)
「ビケ足場」ともいわれている一側足場は、各部材に「くさび」と呼ばれる凸金具をハンマーで打ち込んで、固定して組み立てます。そのため「くさび式足場」とも呼ばれています。
凸金具はユニット化されているため、組み立てが簡単なのが特徴です。一般的な住宅リフォーム工事などに設置されることが多く、長持ち塗装の新創では主にこの一側足場を使用しているため、見かけたことがある方も多いことでしょう。
足場の中でも強度があり、組み立て時間も短く済むことがメリットです。複雑な形状の建物の場合にも対応できます。
枠組み足場(ビデ足場)
枠組み足場は「ビデ足場」ともいわれる工法です。鋼管で造られた鳥居型建枠ユニットで組み立てます。建枠に、筋違い・布板を組み合わせて強度を上げているため、45mの高さの建物まで施工が可能です。高層ビルやマンションの足場でよく活躍しています。
枠組み足場は軽量な部材を使用しているため、組み立てや解体が簡単なことがメリット。安全性が高く最もオーソドックスな工法ですが、コストがかかることがデメリットでもあります。
単管足場
単管足場は、直径48.6mmの単管と言われる「鉄パイプ」を組み合わせて造ります。メリットとしては専門的な技術を持つ足場職人でない現場作業員でも組み立てが可能な点です。足場板を設置しないのが特徴で、作業員は組み合わせたパイプに乗っての作業となります。
作業員の危険度が高いことや、部材自体が重いため設置までが長くなってしまうのがデメリットです。ただ、狭い場所や小規模な工事の際に対応できるので便利です。
吊り足場
吊り足場は、その名の通り上部から足場を吊り下げる工法です。鉄道や河川などの上に道路を造る場合や、工場の設備を設置するプラント工事の場合に役立ちます。下から足場を組み立てられない場所は吊り足場になる、と覚えておきましょう。
吊り足場を組み立てる場合は「組立て等作業主任者」という資格が必要になります。吊るすという作業が伴うため、組立の手間と費用がかかります。
組立て等作業主任者とは?
つり足場(ゴンドラのつり足場を除く。以下同じ)、張出し足場又は高さが 5 メートル以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業を行うには、事業主は足場の組立て等作業主任者技能講習を修了した者を作業主任者として選任し、その者の指揮のもとに作業を行わせなければなりません。 引用元:「足場の組立て等作業主任者技能講習」 |
張出し足場
張出し足場は、隣の家との距離が近く、下から足場が組み立てられない場合に有効です。内側の建地から斜材を使って外側の建地を受け、壁つなぎで補強して組み立てていきます。一般的に使用される足場が組めないような、特殊な現場に採用されるためこちらも「組立て等作業主任者」資格が必要です。
足場組立に必要な時間
足場工事は種類によって完成までに時間がかかるものもありますが、建物の高さでだいたいの目安が分かります。目安を知っておけば足場工事にかかる時間を予測でき、見積りを見る際の参考にもなります。
足場工事の現場 | 施行時間の目安 | 解体時間の目安 |
新築2階建て | 約8時間 | 約5時間 |
新築3階建て | 約24時間 | 約16時間 |
リフォーム2階建て | 約8時間 | 約5時間 |
リフォーム3階建て | 約24時間 | 約16時間 |
足場を組み立ててから解体するまでに必要な時間を合計すると、約1.5日~2日ほどかかります。一般的に見て、組み立ては朝の8~9時くらいには始まっている場合が多いです。早い段階で足場が完成していれば、リフォーム工事などを行う職人たちがすぐに仕事に取り掛かれます。
また、暗くなってしまうと安全に足場を組み立てられなくなるため、明るいうちに足場工事が終わるようにしているのです。
足場工事の見積書の見方とチェックポイント
足場工事に関する見積りを見る際には以下のポイントをまとめました。チェック項目として参考にしてみてください。
- 付随工事(シートなど)の内容が明記されているか
- 足場の組み立て方の種類が明記されているか
- 外壁塗装工事の見積もり書に記載されていることがある
- 「仮設工事」と書かれていることがある
- 内容が不明な項目がないか
- それぞれの㎡単価と㎡数、合計金額が明記されているか
見積書によっては、足場工事のことを「仮設工事」と書かれていることがあります。不明な点がある場合には、見積りの段階で工事内容や費用の内訳を質問してみましょう。納得がいかなければ、再度見積りを発行してもらうこともできます。工事がスタートする前に、不安点や疑問点を解消しておくことがトラブル回避につながります。
足場工事の見積りを比較するポイント
足場工事の見積もりを他社と比較して費用に差が出ている場合には、 以下の3つをポイントに確認してみましょう。
- 足場職人を外注しているかどうか
- 足場部材の種類が異なる
- 単価が異なっていないか(計算方法が違う)
足場職人を外注している場合
塗装会社に塗装職人が専属している場合が多いのですが、足場職人を外注していることもあります。足場職人が在籍している塗装会社は比較的少ないでしょう。
足場職人を外注した場合には、外注した分の中間マージンが発生します。マージンが見積りに上乗せされている場合、足場工事費用が割高になることがあるのです。中には塗装職人を外注している場合もあるため、比較した際の金額の差で外注している可能性を見極めましょう。
足場部材が異なる場合
5つの足場の種類をご紹介しましたが、この種類によって使用する部材が変わります。鉄パイプの上を移動する単管足場と、足場がしっかりとあるくさび式足場で比較すると、見積り金額に差が出るのは歴然ですよね。
使用している部材やそれに必要な運搬費などのコストが変わってくるため、足場の種類で金額は変わります。また、業者が足場材を所有している場合はレンタル料がかからないので、その分安くなる可能性もあります。見積り比較で費用の差を感じた場合には、足場の種類を確認してみましょう。
単価が異なっていないか
単価が異なっているために費用に差が出ている可能性もあります。計算方法は、坪単価や延べ床面積・掛け平米単価など塗装会社によって異なります。そのため、単価だけを見て比較してしまうと差があるように感じるのです。
延べ床面積の計算方法では1,200円~1,400円が相場となるのに対し、掛け平米単価では600円~800円となります。計算方法が違うだけでこんなにも差が出てしまうため、単価も確認しましょう。
直接頼める業者がお得な理由と相場
「足場工事の価格がかなり安い気がするけど、得したってことかな?」
たしかに、足場工事の費用を相場より安くできる業者は存在します。ただ、足場工事の費用はサービスで割引できるような項目ではないため、それ相当の費用が加算されるはずです。
たとえば、面積が35坪(116㎡)の住宅の場合、足場面積は大体200〜214㎡。さきほどの目安単価800円で計算してみると、足場工事費用は160,000〜171,200円になります。人件費やシート費用、運搬費などを入れると一般的な戸建ては20〜30万円が相場です。
さらに、足場工事には国家資格である足場の組立て等作業主任者を置く必要があり、専門の職人に依頼することが通常ルートです。
足場工事を安くできる業者の特徴
足場工事は、工事全体を無事に完了させるために必要な基盤です。根拠もなく「足場費用をお安くします」「無料にします」などといった誘い文句に乗るのはオススメできません。ずさんな工事は事故の元になりかねないため、安全性の高い工事になるように費用を確認しましょう。
足場工事を安くできるのは、以下の2つのどちらかが当てはまっている場合です。
- 塗装業者に足場職人がいる
- 足場部材を所有している
業者に一括おまかせできる場合は、足場工事費用を安くすることができるのです。
お得で確実な足場工事&屋根・外壁塗装は新創に一括おまかせ!
足場工事の見積り、項目の見方などをお話してきました。足場工事の重要さをご理解いただければ幸いです。
長持ち塗装の新創は大工業を経験し、仮設足場で独立起業しているため、自社足場を持っております!外壁塗装診断や雨漏り診断を無料で行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください☆
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新創は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
地元密着43年、新潟市東区を拠点とし、新潟市を中心に多くの皆様の信頼と実績を積み重ねてきました。
これまでの工事実績2500件以上!
高品質な塗装を適正価格でご提供したい。地元密着だからこそ誠心誠意対応させていただきます。お陰様で多くの皆様からご依頼を頂いています。
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