新潟市の外壁が凍害でボロボロに|補修・塗装・張り替えの判断基準
外壁塗装お役立ちコラム施工・メンテナンスの基礎知識劣化症状用語集・法律
2026.10.07 (Wed) 更新

新潟市の皆さんこんにちは!
新潟市を中心に地元密着、外壁塗装・屋根雨漏り修理を専門にしている
長持ち塗装の新創です!
代表の帆刈です!
「外壁の角がボロボロになっているけれど、これは何が原因?」
「塗装すれば元どおりになるのだろうか」
冬を越した後などに外壁の傷みを見つけると、どのような工事が必要なのか気になりますよね。
新潟市で外壁の傷みを調べる際、確認したい原因の一つが「凍害」です。聞き慣れない言葉かもしれませんが、外壁材に含まれた水分が凍結・融解を繰り返し、ひび割れや剥がれ、欠けにつながる現象を指します。
ただし、外壁が剥がれているからといって、すべて凍害とは限りません。また、凍害で傷んだ外壁も、部分補修で対応できるのか、張り替えが必要なのかは状態によって違います。
今回のお役立ちコラムでは、外壁の凍害が起きる仕組みと、補修・塗装・張り替えの判断基準についてお話しします。
外壁の凍害とは?塗膜の剥がれとの違いを確認する

凍害を考えるときは、塗料の膜が傷んでいるのか、その内側にある外壁材まで傷んでいるのかを分けることが大切です。まずは、見た目の違いを整理してみましょう。
見られる症状 | 確認したいこと |
薄い膜がめくれている | 塗膜の密着状態や水分の影響 |
外壁表面が厚みを伴って欠けている | 外壁材自体の傷みの深さ |
表面が層状に剥がれ、ボロボロになっている | 凍害などによる基材劣化の可能性 |
ひび割れがある | 割れの原因、深さ、水の浸入の有無 |
手に白い粉が付く | 塗膜の劣化状態。これだけで凍害とは判断しない |
外壁材に含まれた水分の凍結と融解で傷みが進む
水は凍ると体積が増えます。窯業系サイディングなどの外壁材に水分が入り、それが内部で凍ると、材料に負担がかかります。凍結と融解が繰り返されることで、ひび割れや表面の剥離が進む場合があります。
ここで重要なのは、寒さだけが原因ではないということです。外壁材に水分が入り、凍結する条件が重なることで傷みにつながります。
そのため、凍害対策は「寒い地域だから強い塗料を塗る」という話ではありません。なぜ外壁が水を含む状態になっているのかまで、確認する必要があるのです。
表面の欠け・層状の剥がれ・崩れがないかを見る
外壁の角や目地の近く、窓の下などに、欠けや剥がれが出ていないでしょうか。表面が薄い層になって落ちていたり、外壁材の内部が見えていたりする場合は、塗膜だけではなく外壁材の状態確認が必要です。
傷みの大きさだけでなく、同じ症状が何か所に出ているかも判断材料になります。一部分だけなのか、同じ面に広がっているのかによって、調査する範囲が変わります。
ただし、自分で削って確かめたり、強く叩いたりする必要はありません。傷みを広げるおそれがあるため、安全に見える範囲で写真を残しておくとよいでしょう。
見た目が似ていても、凍害とは限らない
塗装の密着不良や、別の原因による外壁材の劣化でも、剥がれに似た症状が現れます。写真だけで「これは凍害」と決めることはできません。
塗装後の早い時期に剥がれた場合は、施工内容や既存塗膜の状態も確認します。また、雨水の浸入や壁内部の湿気が関係していれば、その原因への対処が必要です。
見た目の症状に名前を付けることよりも、何が傷み、どのような条件で傷みが進んだのかを整理することが、適切な補修につながります。
新潟市で凍害を調べるときは、水が集まる場所を確認する

凍害が疑われる外壁では、欠けた部分だけを見るのでは不十分です。水が流れてくる場所や、乾きにくい条件がないかを調べます。新潟市でも立地や建物の形によって違うため、一軒ずつ確認することが大切です。
- 窓の下に雨水が集中して流れていないか
- 目地や出隅の周辺に傷みがないか
- 外壁の下端付近が雪や水に触れ続けていないか
- 雨樋などから水があふれていないか
- 壁の裏側の水分や通気に問題がないか
窓下や目地、出隅に水が入り続けていないか
外壁のつなぎ目にあるシーリングや、窓まわりの納まりは、水の入り方に関係します。傷んだ目地から水が入っている場合もあれば、窓から流れる水が特定の場所に集中している場合もあります。
出隅と呼ばれる外壁の角に傷みが見られる場合も、角だから仕方がないと片付けず、目地や部材の状態を確認することが必要です。
欠けた部分を補修材で埋めても、水が入り続ける状態が残れば再発するおそれがあります。外壁表面の補修と、水分の原因への対処をセットで考えましょう。
▼目地の傷みから水が入っていないか気になる方は、コーキングの補修判断もご確認ください▼
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雨雪や融雪水で、外壁が濡れた状態になっていないか
新潟市では、雨だけでなく雪や融雪水による濡れ方も確認したいところです。雪が寄せられる場所や、屋根からの水が集中する場所では、外壁が長く濡れていることがあります。
また、日当たりや風通しによって乾き方も変わります。隣家との距離が近い面や、物が置かれている場所などでは、ほかの面と条件が違う場合があります。
ただし、北側の外壁なら必ず凍害になるわけではありません。積雪量や方角だけで判断せず、実際にどこが濡れ、どのように乾いているかを確認することが大切です。
▼雨樋からあふれた水が外壁に当たっている場合は、雨樋の詰まりと外壁の傷みの関係も確認しましょう▼
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壁の裏側の水分や通気も、必要に応じて調べる
表面の目地を直しても傷みが繰り返される場合は、壁の裏側の状態まで確認が必要になることがあります。雨水の浸入だけでなく、壁内部の湿気が関係している可能性もあるためです。
外壁の施工方法や通気の状態を確認し、必要に応じて部分的に外壁を外して調べる場合もあります。ただし、直貼り工法という理由だけで、傷みの原因を確定することはできません。
調査では、表面から分かることと、開けなければ分からないことを分けて説明する必要があります。見えない部分を推測だけで決めつけないことが重要です。
凍害の外壁は、補修・塗装・張り替えをどう選ぶ?

凍害による傷みが確認されたら、原因への対処と外壁の補修方法を検討します。塗装で仕上げる場合も、その前に外壁材が塗れる状態かどうかを見極めなければなりません。
外壁の状態 | 検討する方法 | 注意点 |
傷みが軽微で周囲が健全 | 適合する材料での部分補修と塗装 | 水分の原因への対処が必要 |
一部の外壁材が深く傷んでいる | 部分張り替え | 周囲の下地と材料の納まりも確認 |
傷みが広範囲に及んでいる | 全面張り替えなどの改修 | 下地の状態を含めて判断 |
原因や傷みの範囲が不明 | 調査を優先 | 見える部分だけの補修を急がない |
軽微な傷みは、原因対策と部分補修を検討する
傷みが浅く、周囲の外壁材が健全な場合は、状態に合った補修材で形を整え、塗装する方法が選択肢になります。
ただし、どの補修材でも使えるわけではありません。外壁材との適合性や、補修部分の厚み、施工条件などを確認する必要があります。表面を平らにできたとしても、弱った材料の上に補修材を載せただけでは、十分に保持できない場合があります。
また、乾燥は「水分を完全にゼロにする」という意味ではありません。水分の供給源へ対処し、使用する材料の施工条件を満たす状態を確認してから進めます。
▼外壁の部分補修に使う材料について、新創が紹介する高分子セメントの特徴はこちら▼
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外壁材が崩れている場合は、部分張り替えを検討する
外壁材が深く欠けたり、層状に崩れたりしている場合は、塗装だけで元の強度に戻すことはできません。傷んだ部分を交換する方が適切な場合があります。
部分張り替えでは、外壁を外した際に、裏側の下地や防水部分も確認します。表から見える範囲よりも傷みが広がっていれば、補修範囲を見直す必要があるでしょう。
また、同じ柄・厚みの外壁材が手に入らない場合もあります。部分的に見た目が変わる可能性や、周囲との取り合いをどう仕上げるかまで確認すると、完成後の行き違いを防ぎやすくなります。
傷みが広い場合は、全面改修と下地の確認が必要になる
複数の面で傷みが進んでいたり、壁の裏側まで問題が及んでいたりする場合は、部分補修を繰り返すより、広い範囲の改修を検討する必要があります。
このとき、既存外壁の上に重ねるカバー工法が適しているとは限りません。残す外壁や下地の状態、固定方法、水分の問題を確認し、張り替えを含めて比較します。
費用は面積だけでなく、足場、撤去・処分、下地補修、窓まわりなどの納まりによって変わります。「部分補修だから安いはず」と考えるより、必要な工事がどこまで含まれるかを確認することが大切です。
▼外壁全体の改修を検討する方は、塗装・カバー工法・張り替えの違いと費用もご確認ください▼
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FAQ|外壁の凍害と補修でよくある質問

外壁の傷みを見つけると、すぐ工事が必要なのか、自分で補修できるのかと迷うものです。ここでは、相談前によく気になる点を整理します。
Q. 凍害で傷んだ外壁は塗装だけで直りますか?
外壁材自体が傷んでいる場合、塗装だけで元の状態や強度に戻すことはできません。軽微な傷みなら、適切な補修をしたうえで塗装できる場合がありますが、崩れが深い場合は張り替えを検討します。塗料の性能だけで判断せず、基材がどこまで健全か、水分が入る原因を解消できるかを確認することが重要です。
Q. ボロボロになった部分を自分で埋めても大丈夫ですか?
原因が分からないまま埋めると、水分の問題や内部の傷みを残してしまうおそれがあります。補修材が外壁に適していない場合は、剥がれなどにつながる可能性もあります。まずは安全に見える範囲で状態を記録し、補修の必要性を確認することをおすすめします。相談時には、次の情報が役立ちます。
- 傷んでいる場所が分かる全景写真
- 欠けや剥がれの近接写真
- 以前にも同じ場所を直したことがあるか
Q. 冬に見つけた凍害は、春まで待っても大丈夫ですか?
状態によって対応が変わるため、一律に春まで待てるとは言えません。外壁の破片が落ちそうな場合や、室内への漏水がある場合は、早めに相談したい状態です。一方、本格的な補修や塗装は、気温・乾燥状態などの施工条件を踏まえて時期を決めます。現地確認のうえで、先に必要な応急対応と、後から行う工事を分けて考えることが大切です。
外壁の凍害は、長持ち塗装の新創へ早めの状態確認を

凍害が疑われる外壁は、欠けたところを埋めるだけでは再発を防げない場合があります。補修方法を決める前に、次の3点を確認することが大切です。
- 外壁材がどこまで傷んでいるか
- 水分が入る原因はどこにあるか
- 部分補修で対応できるか、交換が必要か
長持ち塗装の新創では、外壁の状態に合わせて補修や張り替えを検討します。「ボロボロしているけれど、塗装で直るのかな」と気になっている方も、まずは現地で状態を確かめるところからご相談ください。





















