遮熱塗料は色あせしやすい？カーボンブラック未使用で長持ちする塗料とは？
2023.03.29 (Wed) 更新
新潟市の皆さんこんにちは！
新潟市東区を中心に地元密着、外壁塗装・屋根雨漏り修理を専門にしている
長持ち塗装の新創です！
ブログ担当のコバヤシです！
建物の遮熱効果とは、太陽の光を反射して温度の上昇を抑える効果を指します。
似たような言葉に「断熱効果」がありますよね。断熱効果は簡単にいうと室内の空気を外に逃がさない効果のことを指します。
遮熱効果が求められるのは、日差しと気温が高い季節「夏」です。近年では地球温暖化の影響もあり、毎年自宅内で熱中症になる人が増えています。
熱中症になる原因の1つが太陽の光が建物の温度を上げてしまうことです。建物自体の温度が上がると、いくら室内で冷房を強くしても、なかなか室温が下がらなくなってしまいます。光熱費がかかりますし、コスト削減のために冷房を弱めてしまうと、今度は熱中症のリスクも高くなります。
そこで注目されているのが「遮熱効果」のある屋根塗装と外壁塗装です。太陽の光や熱を反射する効果のある塗料に塗り替えることで、建物の温度を抑制し、室内温度の効率的なコントロールが可能になるのです。
このブログでは「遮熱効果のある塗料」に関して以下の内容についてお話ししていきたいと思います。
- 遮熱塗料の需要が激増しない理由
- 遮熱塗料はどうやって作られるのか？
- 高い遮熱性と高い耐久性を両立させた塗料・塗装技術
- 長持ち塗装の新創がオススメする遮熱塗料
目次
遮熱塗料の需要が激増しない理由
「遮熱塗料は長持ちしない」
「遮熱塗料は色あせが早い」
遮熱塗料は太陽光、赤外線を反射する画期的な技術です。省エネルギーやSDGsの観点からも需要は右肩上がり！と思われがちですが、実際は微増、ほぼ横ばいです。
ただし、日本塗料工業会が2020年に発表したデータによると、遮熱塗料の出荷量は2019年に比べて10.2％減の1万3,798トンとなり、3年ぶりに減少になりました。遮熱塗料の需要増は今後伸びるという予想に反してほぼ横ばい～微減、微増が繰り返される現状にあるのです。
なぜ需要増が見込まれている遮熱塗料の出荷量が激増しないのか？
一番の大きな理由は「遮熱塗料は色あせしやすい」という特徴にあります。
遮熱塗料は色あせしやすい？
遮熱塗料は一般の塗料に比べて色あせ、変退色が早いという特徴があります。もちろん塗料メーカーによってばらつきはあるものの、一般の塗料に比べて変退色が早いというのは、高額な塗装リフォームにとっては大きなデメリットです。
遮熱塗料が色あせしやすい理由として、紫外線に弱い顔料で遮熱塗料が作られているということが挙げられます。塗料は顔料の組み合わせで出来ています。顔料は色によって紫外線に対する耐久力が異なるものです。
複数の顔料が組み合わさって作られる遮熱塗料。耐久性の低い顔料から退色していくことで色あせが早くなり、遮熱効果が持続しない、長持ちしなくなってしまうのです。
耐久性を求めると遮熱効果が弱まる
遮熱塗料に耐久性を求めてはどうか？と思われるかもしれません。
遮熱塗料に耐久性を求めてしまうと、遮熱効果ではなく、断熱効果が高まってしまうのです。
冒頭でも述べたように、遮熱と断熱は似て非なる現象です。赤外線を反射する遮熱と室温が逃げないようにする断熱。断熱は簡単にいうと、外からの熱を取り込んで逃がさないための仕組みと言えます。
熱を遮るのではなく、熱の逃げ道を断つことが断熱です。遮熱効果に耐久性も求めてしまうと、断熱効果が高まり、遮熱効果が弱くなってしまうのです。
遮熱塗料はどうやって作られるのか？
遮熱塗料は「カーボンブラック」という顔料を使わずに作られています。カーボンブラックとは、遮熱塗料以外の塗料に含まれている「黒の顔料の原材料の1つ」で、耐候性が高く、色あせにも強い顔料です。
黒の顔料はカーボンブラックに限らず、どの顔料も「断熱性」があります。遮熱効果を求める場合、カーボンブラックのような黒の顔料は使用厳禁なのです。
しかし、カーボンブラックを使わなければ、耐久性が低く、色あせしやすい＝長持ちしない塗料になってしまいます。
高い需要が見込まれている反面、耐久性という大きな課題が遮熱塗料の出荷に大きな悪影響を与えているのです。
カーボンブラックとは？
カーボンブラックとは「炭素」を原料にした顔料です。
紫外線吸収や導電性といった現代社会に必要な機能性を兼ね備えています。塗料に含まれるカーボンブラックの強みはその「着色力」です。新聞のインクや印刷インク、墨汁などの着色剤として広く使われています。
屋根や外壁に使う塗料にもカーボンブラックが使われています。カーボンブラックを使うことで変退色を防ぐことができるのです。
ただし、遮熱塗料にはカーボンブラックは含まれていません。紫外線や赤外線を反射する遮熱塗料に、吸収力を含めてしまうと、反射力が弱くなってしまうからです。
チタンブラックとは？
カーボンブラックに似た名前の顔料に「チタンブラック」というものがあります。カーボンは「炭素」なのに対し、チタンブラックは「チタン」が原材料に含まれています。
カーボンブラック同様「着色力」に優れている顔料です。
チタンブラックはカーボンブラックの遮熱性へのデメリットが無い反面、耐久性が低く、塗料が高額になりがちです。そのため、遮熱性塗料に対してチタンブラックが使われることはほぼありません。
カーボンブラックとチタンブラックを使わずに高い遮熱性と耐久性を両立させたプレマテックス
カーボンブラックやチタンブラックを使わない遮熱塗料は多くの塗料メーカーで開発されています。
しかし、どのメーカーも完全な遮熱塗料（遮熱性と耐久性を兼ね備えた遮熱塗料）の開発は進んでいません。
どうにかして遮熱性と耐久性の両方を高いレベルで維持できないものか？と悩んだ挙句、ある塗料メーカーが従来の考えを覆す遮熱塗料、遮熱塗装を開発しました。
それが「プレマテックス社」の「保護コーティング技術」です。
プレマテックス社の遮熱塗料・遮熱塗装
プレマテックス社の遮熱技術は、高い遮熱効果と耐久性を両立させた塗料の開発ではありません。塗料技術と塗装技術に着目したのです。
簡単に言うと「トップコート」を遮熱塗料に被せることで、高い遮熱性と高い耐久性を実現できる塗料と塗装技術を開発したのです。
マニキュアや自動車の塗装を思い浮かべてください。両方とも塗装の上から「トップコート」、「保護塗料」が塗られています。マニキュアを塗ったキレイな爪を長期間維持するためのトップコート。塗装した自動車の塗面を守る保護塗料。両方とも「美しさ」を守るための技術です。
プレマテックス社では、この「美しさ」を「遮熱効果」に置き換え「保護コーティング」の概念を生み出しました。
遮熱塗料を「守る」という発想
住宅の塗装は屋根も外壁も「下塗り＋中塗り＋上塗り」の3回塗装が基本です。この3回塗装に4つ目の塗料を塗ることで一番上の塗料、上塗り塗料を「守る」という発想に行きついたのです。
上塗り塗料を守り、塗装そのものの性能と美観を「長持ち」させる。
それこそ、私たち「長持ち塗装の新創」が追い求める「長持ち×お客様の喜び」を実現させる塗料なのです。
長持ち塗装の新創がオススメする遮熱塗料
長持ち塗装の新創では、プレマテックス社の遮熱塗料、遮熱塗装技術による施工をオススメしています。
遮熱塗料では以下の2種類をメインに使用しています。
どんなに高価な塗装でも、どんなに高性能な塗料でも「長持ち」しなければ、お客様が喜ぶことはありません。長持ちしない塗装は喜ぶどころか怒りを覚えてしまうでしょう。
弊社は創業から「長持ち塗装」をキャッチコピーに施工してきました。その中で、いかにしてお客様に喜んでもらえるかを考えて、考えて、考え抜いてたどりついたのが
「美観だけでなく、塗料の性能も長持ちさせること」
です。
プレマテックス社の遮熱塗料、遮熱塗装技術を積極的に取り入れることで、美観と塗料性能の両方で「長持ち」させられると確信しました！
お客様に喜んでもらいたい「長持ち塗装の新創」では、プレマテックス社の「見た目も性能も長持ちする」塗料、塗装技術を今後も追求、オススメしていきたいと考えています！
長持ち塗装の新創は「長持ち」と「お客様に喜んでいただける」仕事をする塗装業者です！
長持ち塗装の新創は今後の遮熱塗料の需要増は必ず来ると確信しています。新しい生活様式や物価の上昇にともない、塗装による省エネ効果への期待はさらに高まると予想しております。
電気代、ガス代がどんどん値上がりしている昨今。いまの屋根、外壁のままでは夏に家計が「火の車」になる可能性はかなり高いでしょう。
だからこそ「長持ちする遮熱塗料」がオススメなんです。
弊社はイオン新潟東店3Fにショールームがございます。プレマテックス社の遮熱塗料、遮熱塗装技術に関するパンフレット等もご用意しております。
買い物がてら質問やちょっとしたご相談だけでも結構です。気軽にご来店ください。弊社の社長ならびに営業スタッフ、販売スタッフが丁寧に遮熱塗料について説明いたします。
あなたのご来店を心よりお待ちしております！
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新創は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門業者です。
地元密着４３年、新潟市東区を拠点とし、新潟市を中心に多くの皆様の信頼と実績を積み重ねてきました。
これまでの工事実績２５００件以上！
高品質な塗装を適正価格でご提供したい。地元密着だからこそ誠心誠意対応させていただきます。お陰様で多くの皆様からご依頼を頂いています。
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