新潟市にも黄砂が！外壁塗装や屋根塗装への影響は？花粉・PM2.5も合わせて解説！
2024.02.13 (Tue) 更新
新潟市の皆さんこんにちは！
ブログ担当のコバヤシです！
新潟県内でも黄砂の飛来、花粉の発生が観測されました。新潟県内の報道各社もニュースで取り上げていましたね。
とは言うものの、黄砂の飛来に関しては新潟県は年中あるものですよね。
Yahoo!ニュース：新潟市で黄砂を観測 交通障害などのおそれあり注意【新潟】
たまに、お客様から💬「黄砂が飛んでいるから塗装工事は延期になるのですか？」といったような質問をいただくことがあります。
結論を言うと、黄砂が飛んでいても普通に塗装工事は可能です。
黄砂よりも台風や爆弾低気圧のような「強風」、梅雨時期のような「大雨」のほうが塗装工事に与える影響は大きいんです。
そこで今回のブログでは「黄砂と外壁塗装・屋根塗装の関係」について詳しくお話ししていきたいと思います。意外と知られていない塗装業者と黄砂の関係。ぜひご一読くださいね！
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黄砂とはそもそも何？
黄砂の定義は環境省のホームページに記載がありましたので、そちらを引用します。
黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原など、乾燥・半乾燥地域で、風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象です。
簡単に言うと、中国大陸から来た砂で、その砂に細かい粒子などが混ざっているものが黄砂ということです。
黒系の自動車や建物に付着すると、かなり汚れが目立ちますよね。白系でも付着したまま雨に降られると、ボディや壁を伝ってひどい雨垂れ汚れになってしまいます。しかも洗車しないままでいると、細かい擦り傷なども発生することがあるため、まさに黄砂は「百害あって一利なし」の砂なんですね。
黄砂シーズン=花粉シーズン
黄砂のシーズンは3月～5月にかけてと言われています。新潟の3月～5月といえば、やはり「花粉」でしょう。スギ花粉や稲花粉など、植物から発生する花粉は外壁や屋根に少なくない影響を与えます。
植物の花粉には「ペクチン」という物質が含まれています。ペクチンを簡単に言うと「ジャムのトロトロの原料」です。ペクチンは水分を含むと、フルーツジャムのような粘度の高い物質に化学変化を起こします。その物質が外壁や屋根に付着して乾燥することで、落ちにくい頑固な汚れになるんです。
ペクチン汚れは塗料の原料である顔料の大敵「紫外線」を集めやすい物質であるため、塗装の色あせや退色といったことが起こりやすくなってしまうんです。
黄砂と花粉。まさに外壁や屋根の塗装にとって『最凶コンビ』と言えるでしょう。
PM2.5は年間を通して起こる
黄砂や花粉と並んで警戒すべきは「PM2.5」です。こちらも環境省に詳しい定義がありましたので引用します。
大気中に浮遊している2.5μm（1μmは1mmの千分の1）以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた浮遊粒子状物質（SPM：10μm以下の粒子）よりも小さな粒子です。
2.5μm以下の粒子は、人間の目にはほとんど見えません。ですが、大量に飛来している場合は、靄がかかっているような状態になります。
PM2.5の懸念される影響は人体被害が主です。塗装工事では花粉のペクチン汚れと混ざることで、汚れがよりガンコになることを懸念しています。
黄砂、花粉、PM2.5。この3つの粒子は外壁や屋根の塗装にとって大敵とも言える存在なんですね。
黄砂シーズンに外壁塗装や屋根工事をしても大丈夫？影響は？
結論から言います。黄砂シーズンに外壁塗装工事や屋根塗装工事をしても
まったく問題ありません。影響もありません。安心して工事を進められます。
というのも、外壁や屋根の塗り替え時には、かならず施工前に「業務用の高圧洗浄機」で外壁や屋根に付着した黄砂や花粉、PM2.5を洗い流すからです。
洗い流したとしても、塗装工事中に黄砂や花粉が飛来しても影響がないように「飛散防止シート」を貼っていますので、黄砂や花粉の影響は「ほぼ無い」と言えます。
100％無いとは言い切れません。強風や台風（新潟ではほぼありません）によって、黄砂や花粉が大量に外壁や屋根に吹き付けられることがあるからです。
ですが、よほどの気候状況では無い限り、黄砂が飛来しても塗装工事には影響しないんです。
業務用高圧洗浄機で黄砂×花粉×PM2.5の合体汚れをパパッと退治
塗装業者の多くはプロ仕様の高圧洗浄機、業務用高圧洗浄機を使って、塗装前の洗浄作業をしています。なぜ業務用なのかというと、業務用は一般家庭のホースからでる水や一般家庭用の高圧洗浄機に比べて圧力が段違いに強いからです。
一般家庭の水道の水圧は0.15Mpa～0.4Mpa（メガパスカル※大きいほど水圧が強い）です。対して一般家庭用の高圧洗浄機は6Mpa～14Mpa。業務用高圧洗浄機は15Mpa以上という圧倒的な水圧を誇ります。
15Mpa以上の業務用高圧洗浄機に耐えられる汚れはほぼありません。外壁や屋根に付着したペクチン汚れ程度の汚れはあっという間に洗い流せてしまうのです。
参考元URL
飛散防止シートで工事中に付着する黄砂や花粉を軽減
塗装工事の場合、仮設足場を設置し、さらにその足場にメッシュシートや防炎シート、防音シートなどを被せます。このシートが飛散を防止してくれるシートです。
飛散防止シートはシートの内側から発生する埃などを、シートの外側へ漏らさないようにするための工事用具です。外側からの黄砂や花粉を軽減する効果もあります。
ただし、強風時には、シートに風を受けて仮設足場が倒壊する可能性があるため、シートを仮設足場に畳んでまとめておくなどの対策が必要です。この時に黄砂や花粉が付着して、塗装作業に影響が出る場合は、高圧洗浄作業などが発生します。
ですが、ほとんどの塗装業者は天気予報をチェックし、逆算して工期を修正するため、工事そのものにほとんど影響は無いと考えていいでしょう。
微粒子の上から塗料を塗っても大丈夫！
もし黄砂や花粉の日が続いて、外壁や屋根に粒子が付着していてもまったく問題ありません。微粒子の上から塗料を塗っても、塗装が剥げるといったことは起こらないからです。
黄砂対策の塗料ってあるの？
黄砂や花粉は外壁や屋根の美観を損ねるものです。これから新しく塗装をする、塗り替えを考えているのならば黄砂対策、花粉対策ができる塗料を選ぶと良いでしょう。
長持ち塗装の新創でオススメする塗料は「低汚染機能」のある塗料です。
低汚染塗料とは？
低汚染塗料とは、簡単にいうと「汚れにくい塗料」のことです。どれだけ高性能な塗料でも黄砂や花粉は付着します。付着した際にすぐに洗い流せるしくみを持った塗料が「汚れにくい塗料＝低汚染塗料」です。
長持ち塗装の新創では、ウルトラSiやパーフェクトTOPなどがそれにあたります。屋根や外壁に黄砂や花粉が付着して、美観を損ねるのは嫌だ！という方にはとくにオススメの塗料です。
低汚染塗料が黄砂や花粉対策になる理由
低汚染塗料が黄砂や花粉対策になる理由は塗装した際に生成される塗膜の層にあります。塗料によって仕組みはことなるものの、雨水によって洗い流しやすくなる層が生成されることで、黄砂や花粉が付着してもすぐに雨水で洗い流される仕組みになります。
低汚染機能のある塗料の塗り替えで美観を損ねることのない外壁や屋根に仕上がるのです。
黄砂や花粉、PM2.5対策に効果的な「親水性の高い塗料」＝「低汚染性塗料」
塗料の親水性（しんすいせい）とは、水に対して高い親和性を持つ性質のことを言います。これは、塗料が水分を吸収しやすく、また水と容易に混ざり合うことを意味します。親水性の塗料は、水を基準とする液体や湿気の多い環境において、塗装面が水分と反応しやすい特性を持っているのです。
親水性塗料の応用は多岐にわたります。自浄作用を持つ塗料では、雨水が塗装面に触れた時に、汚れを包み込んで流し去る能力があります。これは、塗料の表面が水に親和的であるため、水滴が広がりやすく、汚れを持ち去りやすくなるからです。
一方で、親水性の特性は使用する環境や目的によっては不利益をもたらすこともあります。例えば、防水性が重要な用途では、親水性ではなく撥水性（水をはじく性質）の塗料が適しています。
親水性塗料は、特定の技術的な利点を活かすために、意図的に開発されることが多く、環境や使用目的に合わせて適切に選択することが重要です。
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弊社のショールームでは、お客様の不安や疑問にわかりやすくお答えできるように、パンフレットや模型をご用意しております。
弊社のショールームはイオン新潟東店の3Fにございます。お買い物がてら、お近くにいらっしゃった際にはぜひ弊社ショールームに気軽にお越しください。
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