外壁塗装の工事手順と注意点を徹底解説
2025.08.01 (Fri) 更新
新潟市の皆さんこんにちは!
新潟市東区を中心に地元密着、外壁塗装・屋根雨漏り修理を専門にしている塗装業者、
長持ち塗装の新創です!
代表の帆刈です!
外壁塗装は美観を保つだけでなく、建物を紫外線や雨風から守る重要な役割を果たします。しかし「どんな流れで工事が進むのか分からない」「どの段階に注意すればいいのか」と不安を抱える方は多いです。
特に新潟市は豪雪・梅雨・塩害など、外壁に厳しい環境が揃っており、工程ごとの天候管理が仕上がりと耐久性に直結します。工事の手順や注意点を把握していないと、塗膜の剥がれや色ムラ、追加費用などのトラブルに発展する恐れがあります。
今回のお役立ちコラムでは、新潟市での外壁塗装を例に、工事の全体像と各工程の品質チェックポイント、施主ができる確認方法までを網羅的に解説します。知識を持って臨めば、満足度の高い外壁塗装を実現できるはずです。
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外壁塗装工事の全工程
外壁塗装は大きく分けて「準備作業」「塗装作業」「仕上げ確認」の3ステップで進行します。
各工程の目的や注意点を理解すれば、作業内容が適切かどうかを施主自身で判断しやすくなります。新潟市の気候は乾燥時間や施工順序にも影響するため、特に工程管理が重要です。
現場調査と見積り作成の重要性
工事は現場調査から始まります。外壁の劣化状況、ひび割れやチョーキングの有無、既存塗膜の状態を目視・触診で確認し、必要に応じて赤外線カメラや水分計を使用します。
この段階で外壁材の種類や下地の傷みを正確に把握することで、塗料の種類・補修内容・工期を正しく算出できます。新潟市では積雪や潮風による劣化パターンも加味し、見積書に反映させることが長期耐久性を左右します。
足場設置〜下地処理までのポイント
足場は作業員の安全確保と作業効率向上のために設置します。防塵・防音シートで近隣に配慮しながら作業環境を整えます。高圧洗浄で外壁の汚れや古い塗膜を除去し、塗料の密着性を高めます。
ひび割れやコーキング劣化は下地処理で補修し、防水性を回復させます。国土交通省の資料でも、下地処理の精度は塗装の耐用年数に直結すると報告されています。
下塗り〜上塗りまでの流れ
下塗りは外壁と塗料を密着させる重要な工程で、その上に中塗り・上塗りを重ねて強度と美観を確保します。中塗りでは塗膜の厚みを確保し、上塗りで最終的な色と耐候性を仕上げます。
塗料メーカーの試験によると、適正塗布量と乾燥時間を守れば耐用年数は最大25%延びるとされています。色ムラや艶の不均一を防ぐため、天候と湿度の管理も欠かせません。
完了検査と引き渡し
塗装後は足場を撤去する前に施主立会いで完了検査を行います。塗り残しや色ムラ、シーリングの仕上がり、防水処理の状態などを細かく確認します。必要に応じて是正工事を行い、全ての仕上がりが基準を満たしていることを確認したうえで引き渡します。
工事写真や保証書の受け取りもこの段階で行い、記録を残しておくことで将来のメンテナンス時にも役立ちます。
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工程ごとの品質チェック方法
工事の品質を確保するには、各工程でのチェックポイントを押さえることが不可欠です。施主が知っておくことで、工事の透明性が高まり、不具合の早期発見にも繋がります。
塗布量・塗膜厚さの確認
塗料はメーカー指定の塗布量で施工することが前提です。不足すれば耐久性が落ち、過剰なら乾燥不良を起こします。塗膜厚は専用計測器で測定でき、省略する業者は注意が必要です。特に新潟の冬場は湿度や温度が安定せず、規定通りの塗布管理が難しくなります。
天候・乾燥時間の管理
外壁塗装は気温5℃未満や湿度85%以上での施工は避けるべきです。塗料メーカーもこの条件下での施工は塗膜剥がれの原因になると警告しています。新潟の雨雪時期は工程間隔を広く取り、しっかり乾燥させるスケジュール管理が不可欠です。
下地処理の仕上がり確認
塗装前の下地処理は仕上がりの美観と耐久性を左右します。ひび割れの補修跡が平滑になっているか、コーキングの打ち替え部分がしっかり乾燥しているかを確認しましょう。特にサイディングの目地は、旧シーリングを完全に撤去しない「打ち増し」では耐用年数が短くなるため要注意です。
色ムラ・艶ムラのチェック
上塗りが終わった段階で、日の当たり方や照明の角度を変えて外壁全体を観察します。色ムラや艶ムラは早期発見すれば部分補修で対応可能ですが、引き渡し後では補修が難しくなります。新潟の曇天時はムラが見えにくくなるため、晴天または強めのライト照射で確認するのが望ましいです。
工事前、工事中、工事後の施主様ができること
工事を業者任せにせず、施主が積極的に関わることで満足度は高まります。日々の確認や質問はトラブル防止にも効果的です。工事の前後でできることを把握しておけば、スムーズかつ安心して施工を進められます。
工事前にできること
- 見積書・契約書の内容を細部まで確認し、不明点は着工前に解消する
- 色見本や施工事例を参考に、塗装色や仕上げの最終決定を行う
- 工事中に使う駐車スペースや資材置き場の確保
- 隣接する家への工事挨拶と作業内容の共有
- 足場設置のため、ベランダや周辺の私物を事前に移動しておく
新潟市では秋〜冬にかけて降雪や低温で施工条件が悪化するため、工程スケジュールを無理に詰めないことが大切です。特に塗料メーカー指定の最低気温や湿度条件を満たす時期を選びましょう。着工前に色や仕様を確定し、後から変更が出ないよう打ち合わせ内容を記録に残しておくとトラブルを防げます。
工事中にできること
- 作業終了後に写真付きで進捗報告を依頼し、工程の確認をする
- 天候による工程変更の連絡を受けたら、工事スケジュールを再確認
- 高圧洗浄や下地処理の仕上がりを目視でチェック
- 作業員に差し入れや挨拶を行い、良好な関係を維持する
- 気になる点はその場でメモや写真を撮り、即座に業者へ共有
新潟は突然の雨や強風が発生することがあり、乾燥時間不足による塗膜剥がれの原因になりやすい地域です。日ごとの施工状況を把握し、工程が短縮されすぎていないかを意識して見守りましょう。
また、付帯部は見落とされやすい部分なので、塗り残しや色むらがないか中間段階で確認すると安心です。
工事後にできること
- 足場撤去前に立ち会い、塗りムラや仕上げ状態をチェック
- 完了報告書や保証書の内容を確認し、保管しておく
- 塗装部分だけでなく、付帯部(雨樋・破風板など)の仕上がりも確認
- 施工後1週間程度で外壁全体を見直し、見落としがないか再確認
- 気づいた不具合は早めに業者へ連絡し、保証期間内に対応してもらう
完了検査では外壁全体の色むらや塗り残しだけでなく、足元や軒裏、付帯部までしっかりチェックしましょう。新潟市は積雪や凍結で基礎部分の塗膜劣化が早まる傾向があるため、低い位置や日陰になる部分の状態も重点的に確認することが重要です。
保証書は将来の修理や塗り直しの根拠になるため、必ず受け取り、内容を把握して保管してください。
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FAQ
Q1. 外壁塗装の工期はどのくらいですか?
一般的な延床30坪前後の住宅で、天候が安定していれば約10〜14日が目安です。新潟市の場合、秋〜春は雨や雪の影響で3〜5日程度延びることが珍しくありません。例えば、足場設置に2日、高圧洗浄・下地処理で3日、塗装工程(下塗り・中塗り・上塗り)で4〜5日、最終検査と足場解体で2日程度が一般的な流れです。
Q2. 雨が降ったら作業はどうなりますか?
雨天時は作業を中止し、外壁が完全に乾燥してから再開します。国土交通省の指針や塗料メーカーの施工マニュアルでも、湿度85%以上や気温5℃未満での施工は塗膜剥がれの原因になるとされています。新潟では午前中晴れていても午後から急な雨になることが多く、その場合は部分的な養生やブルーシートでの保護対応が行われます。
Q3. 工事中は立ち会う必要がありますか?
毎日の立ち会いは不要ですが、「着工初日」「下塗り完了時」「最終検査日」の3つのタイミングは立ち会うと安心です。特に最終検査は塗り残しや色ムラの確認ができる重要な工程です。新潟市の住宅では軒下や北面など日陰部分が劣化しやすいため、そうした部分を重点的にチェックしましょう。
Q4. 外壁塗装中、家の中で生活できますか?
基本的に生活は可能ですが、足場や養生シートで日当たりや風通しが悪くなることがあります。また、高圧洗浄や塗装機械の音が響くため、在宅ワークや静かな環境が必要な方は事前に日程調整をしておくと良いでしょう。
Q5. 外壁塗装の色は後から変更できますか?
下塗り段階であれば可能な場合がありますが、中塗り以降は変更すると追加費用や工期延長が発生します。色選びは小さな見本帳だけでなく、実際の施工例写真や試し塗りサンプルを見て決めると失敗を防げます。
Q6. 外壁塗装の保証期間はどれくらいですか?
塗料や工法によって異なりますが、シリコン塗料で5〜7年、フッ素塗料で10〜12年が目安です。新潟の厳しい気候条件では、保証の内容(塗膜剥がれ・変色・防水性能など)と適用条件を事前に確認することが大切です。
新潟市の外壁塗装は長持ち塗装の新創に安心してお任せください
外壁塗装を成功させるためには、正しい工事手順の理解と、各工程での品質管理が欠かせません。今回のお役立ちコラムでは、足場設置から下地処理、下塗り〜上塗り、完了検査に至るまでの流れや、新潟市特有の気候を踏まえた注意点、そして施主ができる工事前・工事中・工事後の関わり方を解説しました。新潟市は雨や雪が多く、湿度や気温の変化が激しいため、工程スケジュールの調整や天候判断の精度が仕上がりを左右します。
長持ち塗装の新創では、現場調査から最終検査まで一貫した品質管理を徹底し、作業ごとに写真付きでご報告することで、安心と透明性をお約束します。
外壁・屋根塗装、断熱塗料、サイディング補修、カビ対策など、どのようなお悩みもまずはお気軽にご相談ください。お問い合わせは問い合わせフォーム・メール・お電話に加え、イオン新潟東店ショールームでも直接ご案内可能です。放置すれば劣化は加速します。早めのご相談が、建物を長く守る第一歩です。