外壁塗装はいつすべき?メンテナンス時期と最適スケジュールを解説
新潟市の皆さんこんにちは!
新潟市東区を中心に地元密着、外壁塗装・屋根雨漏り修理を専門にしている塗装業者、
長持ち塗装の新創です!
ブログ担当のコバヤシです!
「外壁塗装はいつ行うのがベストなのか?」この点にお悩みの方もいるのではないでしょうか。外壁は日々、紫外線や雨風にさらされています。メンテナンスをしないと、美観だけではなく、外壁はダメになってしまうのです。防水機能が低下するだけではなく、ひび割れなどの劣化が進みます。
美観が損なわれると住んでいる方の気持ちに悪影響をもたらすのです。周辺の景観を壊すことになって、クレームを受ける可能性さえあります。ひび割れが発生すると、雨漏りにつながるのです。
雨漏りは住まい全体をボロボロにする厄介な問題で、最悪の場合、住めなくなります。雨漏りが発生してからでは、大規模修繕が必要です。大きな修繕費用がかかってしまうため、避けたいところでしょう。
そこで今回のお役立ちコラムでは、定期点検の重要性やメンテナンス時期についてくわしくお話しします。
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目次
外壁塗装の劣化を放置するとどうなるのか?
普段、生活をしていると外壁が劣化するとは意識していないものです。ただ、紫外線や雨風にさらされることで、ダメージを受け続けています。
「紫外線や雨風ごときで?」と考える方もいるかもしれません。たしかに1日程度雨風や紫外線の影響を受けても、たいしたダメージではないでしょう。ただ、1週間・1か月・1年・10年と経過すると話は異なってきます。以下、考えられる外壁の劣化についてくわしくお話しします。
ひび割れ(クラック)
外壁の重度劣化がひび割れです。外壁に線のような亀裂が発生します。雨風や紫外線の影響によるダメージが蓄積されると発生する劣化です。他にも寒暖差が大きいことで、外壁材が膨張(ぼうちょう)や収縮を繰り返すことで発生します。
ひび割れには段階があり、軽症のヘアクラックなら雨水が侵入する可能性は低いのです。ヘアクラックは幅が0.3ミリ以下のもので、シーリング材という隙間を埋める充填材でも修繕できます。
ただ、幅が0.3ミリ以上になり深さも4ミリ以上なら、早急に外壁塗装専門業者に点検を依頼したほうがいいでしょう。幅が0.3ミリ以上で深さもあれば、雨漏りのリスクが高くなります。幅が1ミリ以上だと、すでに雨漏りが発生していてもおかしくないレベルです。雨が降る度に、外壁や天井に水シミができてもおかしくありません。
塗膜がはがれる
ひび割れと同様に、塗膜のはがれは早急に対処が必要なレベルです。塗膜は外壁塗装で形成される保護膜を指します。
外壁材自体の防水性は高くありません。塗膜による保護層を形成することで守らなければならないのです。塗膜は塗料成分の、樹脂・顔料・添加剤・溶媒によって作られます。外壁に塗料を塗ると、水やシンナーといった溶媒が蒸発するのです。その後、樹脂や顔料、添加剤が固まって塗膜が形成されます。
塗料の種類も多種多様です。シリコン、フッ素、無機という名称に気づかれた方もいるでしょう。シリコンやフッ素などの名称は樹脂を表しています。
塗膜は永遠に保つものではなく、耐用年数があるのです。塗膜の寿命のようなもので、過ぎると機能性を維持できません。耐用年数は成分の1つである樹脂で決定されるのです。
たとえばアクリルにはアクリル樹脂が使われています。アクリル樹脂は塗料の中でも耐用年数が短く、10年も保ちません。シリコンはシリコン樹脂が使用されており、耐用年数は約10年です。塗料の中では中間グレードと考えてください。フッ素や無機だとトップクラスのグレードであり、耐用年数は約15年以上を誇ります。
塗膜の寿命が尽きると外壁がはがれ落ちるのです。はがれた部分の外壁材を保護するものはありません。水を吸収したり、ひび割れたりして雨漏りにつながります。
外観が悪くなり住まいの資産価値は下がる
外壁の劣化は住まいの資産価値にも悪影響を与えます。将来的に売却を検討している方にとって、資産価値が極端に低くなるのは避けたいでしょう。
塗膜は防汚機能を備えているものもあります。汚れが付着しても、雨が降ればセルフクリーニング機能で洗い流せるのです。塗膜がなくなれば、美観が失われるのは目に見えます。
汚れに関してもさまざまな種類があるのも無視できません。以下は代表的な汚れです。
- 大気に関係する汚れ
- チリ・ホコリ
- 排気ガス
- 粉塵(ふんじん)
- 黄砂
- 花粉
凹凸のある壁にチリやホコリは溜まりやすいです。排気ガスは交通量の多い幹線道路沿いや工場が近くにあると、影響を受けやすい汚れです。排気ガスはススや油分を含まれており、広範囲を汚します。チリやホコリのように、灰色や茶色のようなくすみが出てくるのです。
また、排気ガスは頑固な雨だれ汚れも発生させます。外壁に付着した汚れは雨で流されるのですが、中には簡単に落ちない汚れもあるのです。雨だれ汚れは、残った汚れが黒ずみとなって残ります。春先になると発生する、黄砂や花粉も厄介な汚れです。
コケ・カビ・藻など
塗膜の機能性が失われると、外壁に汚れや水分が溜まりやすくなります。湿度が高くなり、栄養分もある外壁表面で、コケや藻やカビなどが繁殖するのです。いかにも不衛生ですが、中でもカビは健康被害につながります。
外壁にカビが増殖していると、窓を開けた際に胞子の侵入リスクが高まるのです。人間が胞子を吸い込むと、カビアレルギーやシックハウス症候群といった健康被害につながります。カビの胞子はアトピーや喘息の他、肺で繁殖すると深刻な健康被害になるのです。ただの汚れだと考えず、油断しないようにしましょう。
サビ汚れ
サビは汚れだけではなく、外壁に致命的なダメージを与える要因です。トタンの外壁材が赤茶色に染まっている建物を見たことはありませんか?「サビだらけ」というイメージは、いかにもボロボロの感じがして、印象は決してよくありません。
また、サビは外壁材そのものの耐久性を極端に低下させます。もろくなって穴や亀裂が発生すると、ひび割れと同様に雨水の侵入口になるのです。他にも、サビは外壁材だけではなく、金属部品にも悪影響を与えます。サビが雨水で流れ出ると、問題がない部分に移ってしまうのです。
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メンテナンスの適切なタイミング
これまで外壁塗装を行わないことで発生するリスクについてお話ししてきました。避けたいのは劣化が重くなる前に、適切なタイミングでメンテナンスをしなければなりません。一般的にどのようなタイミングでメンテナンスをしたほうがいいのでしょうか?
約10年で行う
外壁塗装の一般的な耐用年数は約10年です。塗料によって耐用年数が変わります。ハイグレード塗料なら15年以上です。ただ、気候環境や立地環境によって耐用年数は変動します。そのため約10年で点検したほうがいいでしょう。
10年も経過すれば、塗料関係なく劣化症状が出てくるものです。早めに対処することで、劣化を最小限に食い止められます。前回の塗装工事を目安にすると、約10年後がタイミング的に妥当といえるでしょう。
劣化サインを目安にする
劣化サインもメンテナンス時期の目安になります。ある意味、ひび割れが発生していれば、塗料の耐用年数関係なく点検やメンテナンスを考えるのもいいでしょう。以下は、年月ごとに出てくる可能性がある劣化サインです。
5~7年
劣化症状として色あせや、塗膜表面の小さなひび割れ発生リスクが高まります。色あせや変色は塗膜が劣化して、顔料に問題が発生したサインです。顔料は塗料の色に関係しますから、問題があると色あせてしまいます。色あせ以外に出てくる可能性があるのは、塗膜のひび割れです。小さなひび割れなら、早急な対処は不要といえます。ただ、劣化しているわけですから点検やメンテナンスを検討しはじめたほうがいいでしょう。
8~10年
本格的に防水性が低下する時期です。チョーキング現象が発生します。チョーキング現象は、色あせと同様に顔料が劣化したサインです。
外壁に触れると指先に白い粉が付いたことはありませんか?白い粉は塗膜が劣化し、顔料が分離したものです。チョーキング現象は重度の劣化一歩手前の状態と考えてもいいでしょう。
10年以上
10年以上になると、ひび割れやはがれが発生する頃です。表面的にひび割れやはがれが発生していなくても、細かな部分が劣化している可能性があります。
たとえば、外壁材と外壁材の接合部には隙間があるため、充填材であるシーリング材で埋めているのです。ただ、シーリング材の耐用年数は約10年ですから、点検やメンテナンスしたほうがいいでしょう。
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計画的なメンテナンススケジュールの立て方
年月に合わせたメンテナンス計画を立てましょう。約5年〜7年で、劣化状況を普段から目視してください。小さなひびが目立つようなら必要に応じて部分補修をします。
約 8〜10年になると、劣化サインが出ていなくても、外壁塗装専門業者に相談するタイミングと考えてください。約15年以上なら防水機能が低下している可能性も高くなります。早めに外壁塗装業者に相談したほうがいいでしょう。
外壁塗装のメンテナンスやスケジュール計画は新創にご相談ください
外壁塗装を検討中なら、ぜひ長持ち塗装の新創にご相談ください。イオン新潟東店3階にショールームを構えておりますので、お買い物ついでにお立ち寄りくださいませ。
外壁塗装のタイミングについて、スケジュールを立てるのは難しいものです。基本的に劣化サインや塗料の耐用年数を基準にするのもいいのですが、一般の方が目視で確認できる範囲は限られます。
2階や3階の高所の外壁を、隅から隅まで調査するのは危険です。外壁塗装の専門業者である新創は、外壁診断の専門家による調査を行えます。外壁塗装のご相談は、新創ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。電話やショールームでも受け付けております。